コロナの感染拡大以降、毎日、体調報告を体温とともに報告するシステムが導入された会社も増えたという。そのとき、体温を測るだけでなく、パルスオキシメーターで酸素飽和度を測って記録しておけば、体調が悪くなったとき、医師に相談しやすくなるかもしれない。メモをとるのが面倒という人は、計測値が表示された画面をスマホで撮るなど、簡単な記録でよいと思う。
最後に、突然の入院体験から、準備しておいた方が慌てずにすむことを書いておこう。すべてをそろえておくのは難しいかもしれないが、慌てて備えるときであっても参考にしてほしい。
【1】水とトイレットペーパーは1カ月分。保存食は1週間分。その他電池、カセットコンロ、タオル
【2】常備薬(風邪薬、胃腸薬、頭痛薬、湿布薬など)その他医師から処方されている薬も
【3】携帯のバッテリーと電源(非常用の充電器を常備)、病室でも仕事できるようにモバイルPC
【4】旅行用の折畳みスリッパ、歯磨き、シャンプー、小さな洗剤、ブラシ、スキンケア、タオル、現金
【5】オンライン会議でも出られるような普段着数枚、靴下、上着、前開きのパジャマ、ジャージ
【6】通販や出前のサイトなどを普段から上手に利用して足りないものは補充
【7】食欲がないときを想定してお菓子やゼリー飲料、サプリメント(マルチビタミン&ミネラルと抗酸化サプリ)。
【8】お茶のティーバックと小さな保温できる水筒、温かいものや冷たいものが飲みたくなることがある
【9】喉の乾燥対策に飴とマスク。ホテルも病院もある程度湿度がコントロールされていることが多い
【10】普段からオンラインで会話できる友人や家族をもっておく