ライフ

筋膜を剥がして血液とリンパの流れを促進 3ステップの「腹肉しぼり」

(GettyImages)

なかなか落ちない下腹の肉を減らす方法を紹介(写真/GettyImages)

 力を入れてへこませても、お腹の肉はポッコリ飛び出たまま。いすに座っているときなんて目も当てられない。でも、テレワークが多いから仕方ない……と、開き直る前にトライしてほしい。食事制限・筋トレ以前の、やせるための習慣の決定版!

 セルフケアダイエットトレーナーで『1分でサイズダウン! 下腹しぼりダイエット トイレに行くたびやせる!』の著者・蜷川ちひろさんは、40代以降の不調は、女性ホルモンの減少に深い関係があると話す。

「女性ホルモンは30代後半から減少し、それに伴って筋肉量が低下し、太りやすくなります。筋肉は血液を全身にめぐらせて心臓に押し戻すポンプのような役割を果たしているため、筋肉量が落ちると血流も低下します。すると、本来血液が体のすみずみまで届けるはずの酸素や栄養が不足し、冷えや体のこり、内臓機能の低下を招きます」

 筋肉量の低下は、リンパ液の停滞も引き起こす。リンパ液とは、毛細血管から漏れ出る水分のことで、1日あたり約20リットルものリンパ液が全身をめぐっている。この流れが高速道路の渋滞のようににぶくなるのだ。

3ステップの「腹肉しぼり」

 全身のリンパと血液の流れを改善するには、運動やマッサージが効果的だといわれる。しかしポンプとなる筋肉が充分に動けない状態では、いくら運動しても、その効果は半減してしまう。

 筋肉と筋肉の間には、「筋膜」という薄い膜がある。筋肉量や運動量が少ないと、この筋膜が筋肉にベッタリと癒着し、さらに筋肉の動きが妨げられるようになるのだ。

 蜷川さんは、伸びをして「気持ちいい」と感じる人は、その時点で筋膜の癒着が起きている可能性が高いと話す。そのため、マッサージや運動以前に、筋膜をはがすことが最も重要なのだ。

「癒着した筋膜によって筋肉の動きが悪くなると、血流もリンパの流れもさらに滞り、痛みや炎症にもつながります。正しい姿勢を保てなくなり、内臓の下垂も招きかねません。癒着した筋膜をまず“はがす”ことが先決です。その後、こり固まった筋肉を“ほぐす”。最後に、血液やリンパ液を“流す”ことで、驚くほど簡単にやせることができます」

 なかには、2日間実践しただけでウエストが6cmも細くなった人もいるという。

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン