ステップ3、脂肪を流す「下腹つかみ」
【3】「下腹つかみ」で脂肪を流す
筋肉がほぐれたら、脂肪をしぼり出すようにマッサージして、血液とリンパの流れをよくする。
「へそまわりの肉を両手でつかんで、集めた脂肪をへそに向けてしぼるようにもみほぐします。息を吐きながら、へそから脂肪が飛び出すようなイメージで」
3つの工程は、すべて行っても、1分程度しかかからない。蜷川さんは、毎朝のトイレのついでに行うことをおすすめする。
「朝に行って下腹部の血流をよくすることで、腸活になります。もちろん、1日に何度行っても大丈夫。やっているうちに、体がポカポカして汗ばんでくるでしょう」
ただし、血流やリンパの流れは、乱れた生活習慣に最も大きな影響を受けるとも。短期間で劇的な効果が得られるからといって、すぐにやめればもとに戻ってしまう。1日1分だけの健康習慣、ぜひ身につけたい。
イラスト/勝山英幸
※女性セブン2021年10月14日号