芸能

おぼん・こぼん和解の舞台裏 現場にいた人は何も知らされてなかった

コンビ結成から56年の大ベテランだ(漫才協会ホームページより)

コンビ結成から56年の大ベテラン(漫才協会ホームページより)

 約10年間も険悪な状態にあったベテラン漫才コンビのおぼん・こぼんが、ついに和解した。その模様に密着した10月6日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)は大反響となり、番組ハッシュタグや「おぼんこぼん」といった関連ワードがTwitterでトレンド入りを果たした。視聴者の間では〈ギャラクシー賞は確実〉と期待されている。

 企画の内容は、こぼんの娘・いづみさんの結婚式を舞台に、おぼん・こぼんの仲直りを目指すものだった。一時は和解どころか解散宣言まで飛び出し、新婦のいづみさんが泣き出す事態にも陥った。一部の視聴者は、参列者のひとり、金髪の男性を見て、「おや?」と感じたことだろう。プロレスラーの日高郁人(49。ショーンキャプチャー/プロレスリング・ノア参戦中)が妻と一緒に参列していたのだ。

 日高に取材したところ、妻であるシンガーソングライターのあびこめぐみ(39)がいづみさんと長年の友人で、家族ぐるみの付き合いをしているそう。その縁で結婚式に参列し、オンエア当日は知り合いから「あれって日高さんですよね?」という連絡が続々と届いたという。

 実は「結婚式をきっかけに、おぼん・こぼんに和解してもらう」という目的は、参列者には事前に知らされていなかった。

「結婚式を仲直りの場にするということは全然知らなかったので、僕もオンエアを見て、『そういう流れがあったのか』と初めてわかりました。

 おぼん師匠とこぼん師匠の関係がよくないこと自体は、『水曜日のダウンタウン』で話題になっていたので、もとから知っていました。だから、おふたりがいづみさんを挟んで入場したときは、『あぁ、よかったな』と素直に感じましたし、こぼん師匠が『普通になりましょか』とおぼん師匠に行ったときも『おぉ!』と思ったんですけど、その後また仲違いされて……。

 僕はただ微動だにせず事態を見守ることしかできませんでした(笑)。それは、ほかの参列者の方も同じでした。おぼん師匠やこぼん師匠が退席する場面もありましたが、そのときに参列者同士で会話するようなこともなく、僕も隣に座る妻に話しかけるような気持ちにはなれず、全員が無言でじっとしていました。いづみさんと勝盛さん(いづみさんの夫)は恐縮して、『すみません、すみません』と謝っていらっしゃいました」(日高)

関連記事

トピックス

二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
4月3日にデビュー40周年を迎えた荻野目洋子
【デビュー40周年】荻野目洋子 『ダンシング・ヒーロー』再ヒットのきっかけ“バブリーダンス”への感謝「幅広い世代の方と繋がることができた」
週刊ポスト
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
小野寺さんが1日目に行った施術は―
【スキンブースター】皮下に注射で製剤を注入する施術。顔全体と首に「ジュベルック」、ほうれい線に「リジュラン」、額・目尻・頰に「ボトックス」を注入。【高周波・レーザー治療】「レガートⅡ」「フラクショナルレーザー」というマシンによる治療でたるみやしわを改善
韓国2泊3日「プチ整形&エステ旅行」【完結編】 挑戦した54才女性は「少なくとも10才は若返ったと思います!」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
日本人パートナーがフランスの有名雑誌『Le Point』で悲痛な告白(写真/アフロ)
【300億円の財産はどうなるのか】アラン・ドロンのお家騒動「子供たちが日本人パートナーを告発」「子供たちは“仲間割れ”」のカオス状態 仏国民は高い関心
女性セブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン