「共産党の基礎票は各小選挙区で1.5万票とされる。今回5野党が共闘した213選挙区のうち、野党は59選挙区で議席を獲得した。共産党支持者の票を得たことで、比例復活できた議員もいると考えられる。そうした選挙で生き残った立憲民主党の議員たちが代表を選ぶのだから、簡単に共闘をやめるとは言えないだろう。自民党が公明党の組織票に依存して選挙を戦っているのと同様の構図が、野党である立憲民主党にも生まれつつあるとみることもできる」
今月末にも誕生する立憲民主党の新代表は、次の国政選挙となる参院選が来年夏に迫るなか、共産党との関係をどう見直すのか。