東京国際大のイエゴン・ヴィンセント(3年、ケニア出身。写真=Sports Press JP/AFLO)
王座奪還をねらう青山学院大の主将・飯田貴之(4年)は、1年時から箱根を走り、過去3大会ではいずれも区間2位と強さを発揮。1万m28分台の選手を23人も擁するなど圧倒的な選手層を誇る青山学院大の 中でも、大黒柱として期待されるのは新エースの近藤幸太郎(3年)だ。
ヴィンセントと共に出雲での東京国際大の初出場、初優勝に貢献した日本人エース丹所健(3年)は、全日本でも6区で区間賞の走りだった。
こうした選手たちに注目していれば、箱根駅伝がもっとおもしろくなるだろう。
取材・文/栗原正夫
※週刊ポスト2022年1月1・7日号