座談会は中畑氏、達川氏も参加
そうした江川氏の指摘に対し、達川氏は「昔なら第6戦のオリックスは宮城(大弥)をベンチに入れていますよね。2勝3敗であとがないわけですから」と応じ、こう続けた。
「第6戦は山本が好投して1対1の同点で延長に突入したけど、延長12回表の二死2塁から吉田凌が代打・川端(慎吾)にタイムリーを打たれて負けた。延長は12回までなんだから、あの場面で宮城を投入して同点で逃げ切って、翌日も宮城の先発でいいでしょう。ちなみにヤクルトも第6戦のベンチに奥川や高橋奎二が入っていない」
江本氏は南海時代、野村克也・選手兼任監督のもとプレーオフや日本シリーズでは先発とリリーフの一人二役の働きをしたこともある。そうした経験をもとに、「日本シリーズはここ一番だからね。連投してもオフに休めば治る。それが今はどんどん休ませるよね……」とも呟いた。