芸能

石田純一、レギュラー番組“消滅”もスポンサー企業は契約継続へ

スマホを握って電話

スマホを握って電話するノーマスクの石田純一

 タレント・石田純一(67)のレギュラー番組がついにゼロになる──。石田の公式プロフィールには、『石田純一のサンデーゴルフ』(テレビ東京)、『石田純一のシネマに乾杯』(ABCテレビ)、『石田純一のNo Socks J Life』(JFNラジオ)、『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』(文化放送)とレギュラー番組4本が記載されているが、実は前3本はすでに終了している。

 隔週で木曜コメンテーターを務める『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』も3月で番組自体の終了が決定した。同番組の1月6日放送回に出演した石田は、「すごく愛着があるんで、個人的にはちょっと寂しい。ちょっとじゃないな。大変寂しい」と素直に胸の内を明かした。

 このまま新番組が決まらないと、4月以降、石田のタレント生命はいよいよ危ういことになる。

「やはり昨年4月に新型コロナウィルス感染を公表してから、石田さんを見る世間の目が大きく変わったのを感じます。沖縄県知事が来県自粛を呼びかけた直後、石田さんは沖縄県を訪れました。仕事のためだと言いますが、沖縄入りの翌日はゴルフを楽しんでいました。そのときすでに体調の異変を感じていたそうです。しかも沖縄訪問の少し前、3月末にはハワイ渡航し、緊急事態宣言直前の4月5日には茨城県でゴルフに興じただけでなく、夜には会食を楽しみました。

 コロナに感染した後もバーなどに出入りし、ノーマスクで外出する姿を何度もキャッチされています。もし番組でクラスターを発生させられたら……と各局が起用に及び腰になるのは当然でしょう。コロナ禍で石田さんは“愛すべきダメおじさん”から“本当に困ったおじさん”になってしまった」(テレビ局関係者)

 コロナ感染の経緯にゴルフが関わっていることも、ゴルフタレントとしては痛手だったことだろう。しかし、石田にはもうひとつ仕事において重要なジャンルがある。それは“パチンコ”だ。石田はパチンコ店などを運営する「株式式会社ベガスベガス」のイメージキャラクターとして、CM出演やイベント営業なども行っている。現在も同社との契約は続いているのだろうか?

 同社に問い合わせたところ、「今日現在、石田純一さんとのスポンサー契約は続行しています」との回答だった。

「ベガスベガスは以前は清原和博氏を起用していましたが、薬物騒動があり、2015年から石田さんがイメージキャラクターを務めています。2016年には、石田さんが東京都知事選への出馬を表明したことで、出演番組やCMが差し替えになる騒ぎが起きました(後に出馬を断念)。ベガスベガスも難しい判断を迫られたと思いますが、それでも契約を続けているのだから、なんとも太っ腹なスポンサーです。

 同社はパチンコ事業に加えて、ゲームセンター、日焼けサロン、飲食店など幅広く展開し、なんとベトナムにカジノ施設まで持っている大企業です。企業としての地力があるからこそ、石田さんにも寛容に接することできるのかもしれません」(広告業界関係者)

 タレントとして崖っぷちにある石田だが、長年懇意にするスポンサー企業に支えられて復活を遂げることができるか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
警視庁がオンラインカジノ店から押収したパソコンなど(時事通信フォト)
《従業員や客ら12人現行犯逮捕》摘発された店舗型オンカジ かつての利用者が語った「店舗型であれば”安心”だと思った」理由とは?
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
看護師不足が叫ばれている(イメージ)
深刻化する“若手医師の外科離れ”で加速する「医療崩壊」の現実 「がん手術が半年待ち」「今までは助かっていた命も助からなくなる」
NEWSポストセブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
キール・スターマー首相に声を荒げたイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
《英国で社会問題化》疑似恋愛で身体を支配、推定70人以上の男が虐待…少女への組織的性犯罪“グルーミング・ギャング”が野放しにされてきたワケ「人種間の緊張を避けたいと捜査に及び腰に」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン