「いま引っ越しを考えていて、同い年のママ友に候補の物件の画像を見せたんです。すると、『うわっ、すっげえボロいじゃん!』とストレートに言われて……。彼女は豪邸に住むセレブママなので、つい本音が出たのでしょうね。私が顔を引きつらせていたら、『面と向かって、はっきりアドバイスしてもらえた方がいいでしょ?』と笑顔で返されました」(40代・自営業)
ほかにも、シングルになったママ友との関係に悩む声も。
「離婚後すぐに就職したママ友は、得意の英語をいかして自力で1000万円以上の年収を稼ぐほど出世したんです。それは尊敬しますが、『ママ友より、会社の若い男性社員の方が話が合う』とか『夫に頼っている女が信じられない』とか、私たちの前で平気で言うんです。『嫌なやつ』と、みんなから敬遠されています」(40代・主婦)
こうした“自サバ女”は、どう対処すればいいだろうか。
「たとえば夫の仕事を聞かれたら、『自慢できるような企業なら自分から言うわよ』など、自虐的でユーモアのある返答をして逃れるのがテクニック。しかし、とっさに対応するのは簡単ではないので、やはり“近づかないこと”が最善策です。誰とでも仲よくするのはいいことだと思いがちですが、自サバ女と無理してコミュニケーションを取る必要はありません」(藤田さん)
程よい距離感を保つことも、立派なコミュニケーション力の1つだ。
※女性セブン2022年3月3日号