ヒルドイド

悪化する前のカサカサした状態なら、ヒルドイドなどの保湿薬で改善する

ピアスあれ「傷ついたピアス穴は早めにケアを」

 ピアスをつける際に傷ついたピアス穴に細菌が感染して、炎症が起こることも。

「炎症を放置しておくとケロイドになってしまうことがあるので、少しでも痛みなどを感じたときは受診しましょう」(小林さん)

イボ「シミだと思っていたら実はイボという可能性も」

 イボは加齢とともに増加する良性の皮膚腫瘍。肌色に近いものから茶褐色のものまである。

「シミだと思って来院したら、実はイボだったというケースも多いんです。イボの場合は、保険適用になる液体窒素による凍結療法で治療が可能。1〜2週間ごとに数回の治療が必要ですが、治療時間は1か所数秒。約1週間で表面のかさぶたが取れ、その後次の治療を行います」(小林さん)

唇のあれ「マスクでの擦れや合わないリップが原因に」

 マスク生活の中で増えているのが唇のあれ。

「マスクで擦れる他、リップクリームが合わずにあれる人もいます。症状が長引くようなら皮膚科に相談を。グリチルレチン酸やステロイド、ワセリン、保湿剤など、症状に合わせた軟膏を処方します」(納さん)

赤ら顔「赤みを改善するレーザー治療が保険適用になるケースも」

 赤ら顔は皮膚の表面に近い毛細血管が広がり、顔全体にボワッとした赤みが出る状態。

「症状はさまざまですが、赤みに加えて湿疹のようなポツポツが出ることが多いので、湿疹やニキビと勘違いして間違ったケアをしてしまうケースが見られます。症状が長引くときは、一度医師に相談を。血管の拡張や増殖が原因の赤みなら、血管を縮めて赤みを抑えるVビームというレーザー治療が、保険適用になる場合があります」(野田さん)

頭皮のかゆみ「乾燥やカラー剤が原因で頭皮があれることも」

「意外と相談が多いのが頭皮のかゆみ。寒い時期は乾燥であれることが多いですが、ヘアカラーでかぶれてしまう人も。悪化するとジュクジュクしてしまうので早めに治療しましょう」(野田さん)

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