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寿司、ステーキ、カレー…藤井聡太五冠がタイトル戦で食べたご当地名物8選

どんなご当地料理を楽しんだ?(写真は『龍宮城スパホテル三日月』の「あさりカレー」/時事通信フォト)

どんなご当地料理を楽しんだ?(写真は『龍宮城スパホテル三日月』の「あさりカレー」/時事通信フォト)

 先日行われた王将戦で、藤井聡太竜王(19才)が5つめのタイトルを獲得。五冠の最年少記録を更新した。タイトル戦は全国各地で行われるが、藤井五冠はどんなご当地料理に舌鼓を打ってきたのか──。

 名だたる棋士にも予想がつかない“神の一手”を指すことで有名な藤井五冠だが、注文の傾向にはある程度の“読み”が可能だ。有名なのが「おやつ」。王位戦で食べた「ぴよりんアイス」をはじめ、叡王戦では柴犬デザインのケーキ「コロコロしばちゃん」、ハロウィーンの時期にはモンスター型の「紫芋モンブラン」などを注文。かわいい形・ネーミングのものを好むことが知られている。

「ご当地食材」を好む傾向もある。これを事前に掴んだ「SORANO HOTEL」(東京都立川市)の総料理長は、現地で採れたブランドいちご「よつぼし」を使ったいちご大福を考案し、今年2月11日の対局で見事、注文を勝ち取った。

 藤井五冠がこれまで味わってきたメニューを紹介しよう。

【1】北の海産物が大盛りの「海鮮丼」
『花月会館』(北海道旭川市3条通7丁目左8号)
 2021年7月13~14日の第62期王位戦で注文。初日の「蒸し鶏の葱塩ソースがけ」に続き2日目に舌鼓を打った「海鮮丼」は、王位戦のために用意された特別メニュー。この日の勝利で、豊島将之竜王との対戦成績を1勝1敗のタイに戻した(海鮮丼は現在も提供)。

【2】“銘牛の里”の黒毛和牛「与一和牛のステーキ重セット」
『ホテル花月』(栃木県大田原市黒羽向町)
 2022年1月29日から30日にかけて行なわれた第71期王将戦七番勝負第3局では「与一和牛のステーキ重セット」と「与一和牛のビーフカレー」でランチ。2日連続で選んだおやつの自家製栗「小倉ようかん」は対局後に注文が殺到した。

【3】出汁が染みこんだ木更津名物「あさりカレー」
『龍宮城スパホテル三日月』(千葉県木更津市北浜1番地 金田海岸)
 2021年6月6日、渡辺明三冠を迎えた第92期棋聖戦の初防衛戦で注文。木更津名物のあさりの出汁が利いたカレーに、特別にズッキーニやレンコン、パプリカなどの野菜を加えた専用メニューで、「出汁が染みて美味しかった」と破顔。

【4】名古屋はやっぱり海老ふりゃあ!「ジャンボ海老フライセット」
『東山ガーデン』(愛知県名古屋市港区金城ふ頭2丁目)
 2019年1月20日の第12期朝日杯オープン戦トーナメントの1回戦で、会場となったポートメッセなごやのレストランで注文。ジャンボ海老フライ、手羽先、ミニきしめんなどの「名古屋メシ」がてんこ盛りのセットだ。

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