新しい日ハムの象徴(共同通信社)

チームに活気を取り戻した新庄監督(共同通信社)

 結局、開幕4連敗となったことで、新庄監督の采配には野球解説者からの手厳しい意見が相次いでいるが、日本ハムファンの反応は予想以上に温かい。ネット上では〈今年は腹を括って一試合一試合の勝敗に一喜一憂せず、長い目でチームと選手の成長を見ていくようにしたい〉といった応援のコメントが見受けられる。開幕4連敗の指揮官に激励のメッセージが多いのはなぜだろうか。地元・北海道のテレビ局関係者はこう分析する。

「日本ハムは伸び伸びとしたチームカラーが特徴でしたが、近年は中田翔(現・巨人)、西川遥輝(現・楽天)が円陣で若手を委縮させるような態度、言動をしたことが問題視されるなど決して良い雰囲気ではなかった。これは選手たちだけでなく、若手を委縮させるような雰囲気を容認した首脳陣にも責任の一端があります。新庄監督、稲葉篤紀GMはチームを刷新して土台から作り直そうとしている。戦力的には厳しいですが、昨年までと違って明るい雰囲気でチーム内に活気が戻り、未来に希望が見える。今年は最下位になっても『育成のシーズン』と割り切っているファンが多いのではないでしょうか」

 ただ、プロ野球は結果がすべての世界だ。黒星が続くようだとファンも球場から足が遠のいてしまう恐れがある。「育成と勝利」をどう両立させるか。新庄監督の手腕が問われる。

中田翔

昨年は中田翔の暴力トラブルなど暗い話題が多かった(時事通信フォト)

主力だった西川遥輝も「ノンテンダー」で放出(時事通信フォト)

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