4月から『サンデー・ジャポン』の新アシスタントに就任したTBSの良原安美アナウンサーが本誌・週刊ポスト5月20日号でグラビア撮影に挑戦した。撮影したスタジオの書棚に本を見つけると、良原アナは目を輝かせて駆け寄った。
「読書が趣味です。電子書籍も魅力ですが、私は断然、紙の書籍派! そもそも紙や活字が好きで、本が近くにあると安心するんです。ロケの合間など時間を見つけたら本を開きますし、読む時間がないとわかっていている日も必ず本を持って出社してしまうほど。今夜は目が冴えてしまって眠れないな……という時にも、本を読んで過ごすことが多いです」
『サンデー・ジャポン』でも初回の放送時は緊張感のあまり夜になっても寝付けず、やはり本を開いたそう。
「今は学生時代に読破した村上春樹さんの長編を読み直していて、2回目の家出中(『海辺のカフカ』)です。最近の作品では、本屋大賞を受賞された逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』が深く心に残りました。
小説やエッセイが好きで、西加奈子さんの『この話、続けてもいいですか。』も読んだばかり。面白いエッセイは読みながらにやにやしてしまうので、家で読むようにしています(笑)。自宅では紅茶など温かい飲み物をたっぷりと用意して読み耽ります。お風呂にも持ち込むので、古本のようにふやけてしまった本がたくさんあるんです」
紅茶を飲みながらゆったりと読書に没頭する良原アナの姿が思い浮かぶが、実際の姿はイメージとはちょっと異なり、密かな“悩み”も抱えているのだとか。
「5分としてじっとしていられない性格で、『ふぅ』とソファでひと息つこうとしてもすぐにちょこちょこ動いちゃうんです。ひとつのことに集中するよりも同時にあれこれやりたくなってしまって、本を手にストレッチポールや健康器具に足をのせて“ながらエクササイズ”をするとか、『サンジャポ』の放送を録画で振り返りながらラジオも聴いて、ごはんも食べるとか、なにかとせわしない。のんびりとした時間を楽しめる人に憧れがあるのですが、なかなか道のりは長そうです(苦笑)」