国内

「日本の倍稼げる」と海外でのパパ活が急増 15日間契約で200万円の“案件”も

海外パパ活の実態とは?(イメージ)

海外パパ活の実態とは?(イメージ)

 女性が“大人の付き合い”の対価として男性から金銭を貰う「パパ活」が、ついに海を越えたという。世界を股にかける日本人女性たちの生態を、若年層の性事情に詳しい現役女子大生ライターの佐々木チワワ氏がレポートする。【全3回の第1回】

 * * *
 お金持ちのパパと食事に行き、お小遣いを貰って帰る──こうした稼ぎ方が主流になって数年。パパ活の現場に変化が起きている。活動の場を国外に求める「海外パパ活」が隆盛を極めているのだ。

 かつて有名AV女優やグラビアアイドルなどが海外の富豪とデートし、旅行代やお小遣いを貰う「海外出張」をする事例はあったが、SNSの台頭により「海外案件」が素人によるパパ活・風俗店勤務市場にも下りてきた。パパ活の多くは「大人(セックス)あり」が条件だが「大人なし」を提示されるケースもあり、女子大生をはじめお金を稼ぎたい女性が続々とアクセスしているという。

 ツイッターで「海外 出稼ぎ」などと調べると、パパ活案件募集のツイートから、海外の風俗店舗を紹介するエージェントのアカウントまで多数ヒットする。実際に海外に行ってきた女性がその様子をレポートし、さらに「この人を頼ったら稼げました!」とエージェントをSNS上で紹介する人もいる。「日本の倍は稼げる」「接客が楽」「英語が喋れなくても問題ありません!」そうした誘い文句に引き寄せられる女性は風俗嬢から素人まで後を絶たない。

「まぁ実際、稼げるし。接客が楽ってのもほんとかな。カタコトの英語でなんとかなるし、日本人のお客さんは会話も疲れるし」

 そう語るのは海外案件を年にいくつもこなすサユリ(仮名・27)だ。

「海外での稼ぎ方は主に2つで、ひとつが普通の風俗みたいに出勤時間を決めて、そこで来たお客様を接客する『インコール』。この相場が日本よりも高くて、アメリカのソープだと2時間で最低7万、お客さんからのチップ込みだと10万くらいになる。吉原の高級ソープでもだいたい4万~5万がバック(自分の取り分のこと)だから高いよね。

 それとは別に、ひとりのお客さんに数日間とか拘束されるのが『案件』って呼ばれる業態。○○日拘束でいくらってシステムだけど、だいたい1日の半分は自由時間。この前担当したのは、アメリカ人のパパにラスベガスでの15日間契約で1万5000ドル、日本円で200万弱くらいの案件で、滞在費や旅行代はエージェントが負担してくれたから、めっちゃ稼げたよ」

関連キーワード

関連記事

トピックス

筒香が独占インタビューに応じ、日本復帰1年目を語った(撮影/藤岡雅樹)
「シーズン中は成績低迷で眠れず、食欲も減った」DeNA筒香嘉智が明かす“26年ぶり日本一”の舞台裏 「嫌われ者になることを恐れない強い組織になった」
NEWSポストセブン
テレビの“朝の顔”だった(左から小倉智昭さん、みのもんた)
みのもんた「朝のライバル」小倉智昭さんへの思いを語る 「共演NGなんて思ったことない」「一度でいいから一緒に飲みたかった」
週刊ポスト
陛下と共に、三笠宮さまと百合子さまの俳句集を読まれた雅子さま。「お孫さんのことをお詠みになったのかしら、かわいらしい句ですね」と話された(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
【61才の誕生日の決意】皇后雅子さま、また1つ歳を重ねられて「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら…」 陛下と微笑む姿
女性セブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン