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オールジャンルで活躍中、津田健次郎 転機となった朝ドラ『エール』での出会い

声優、ナレーター、俳優にと大活躍

声優、ナレーター、俳優にと大活躍

 声優ではアニメや番組ナレーション、さらに俳優など、いまやテレビでその声と姿を見ない日はないほど幅広く活躍。そんなトップ声優の“ツダケン”が『女性セブン』に初登場! もう、彼のフェロモンから抜け出せなくなる……!

 大学在学中に舞台役者として活動し、後に声優として開花。もともと映画監督を目指していたという津田は、2019 年に監督業に挑戦。気づけば、ほぼオールジャンルをこなす唯一無二の存在になった。

「芝居に関しては、アニメも舞台もドラマも根っこは同じだと思っています。もともと舞台をやっていて、そこから突然アニメの世界に入った人間なので、演じることへの違いを特に意識することもなかったんです。ジャンルごとに必要なテクニックはあると思うんですが、やることは同じお芝居なので、スタンスは変わりません。

 お仕事の幅が広がるなかでいちばんの転機を強いてあげるなら、朝ドラ『エール』(NHK)は大きかったです。自分の中で思っているだけですが、そこで周りのかたがたとの“接点”が生まれ、ドラマ『最愛』(TBS系)へとつながり、その後の作品にも出会えたのかなと。

 あとは、コロナ禍になりアニメを見る人が増えたことで、ぼくらのいる業界が受け入れられやすくなったという時代の変化も感じます。いろんな要因がうまく作用した結果、ぼくのいまがあるんでしょうね」 

 現在は多忙を極める日々。休みはあるのだろうか…?

「休みはありますが、連休はなかなか……。常に『連休ほしいなぁ』と思っています(笑い)。欲を言えば、10日間くらい休みをもらって、ヨーロッパに行きたいですね。以前バックパッカーをやっていたときに西側は回ったので、次は東ヨーロッパをゆっくり巡りたいです」

 国民的人気声優の心地良い声と活躍に、これからも目が離せません!

ダンディなツダケン

ダンディなツダケン

【プロフィール】
津田健次郎(つだ・けんじろう)/代表作は、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人役、『呪術廻戦』七海建人役、10月から第四期がスタートする『ゴールデンカムイ』尾形百之助役、『チェンソーマン』岸辺役など。『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)でナレーションも務める。

撮影/岡本俊 取材・文/松本まゆげ

※女性セブン2022年10月13日号

溢れるフェロモン

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