秋掃除のおすすめ箇所トップ10
油汚れと拭き掃除&洗濯は秋掃除に最適な分野
5位は換気扇の掃除。
「換気扇やコンロまわりは油汚れの比率が高いので、効率よく汚れを落とすには温度が重要。まだ気温が高いうちに優先的に行うといいでしょう。
沸騰させた重曹水を用意して、取り外したフィルターやファンなどを1~2時間つけ置きます。汚れが浮いてきたら、歯ブラシやスポンジで汚れを落とし、湯で洗い流してから充分に乾かします。
レンジフードは、新聞紙などで油汚れを拭き取ってから、重曹水をしみこませた雑巾で拭きます。力を入れてこすりすぎると塗装がはがれる恐れがあるためご注意を。仕上げに固く絞った雑巾で汚れや重曹が残らないよう、何度も水拭きしましょう」
それでも落ちない汚れは、重曹2:水1の割合で混ぜたペーストを直接塗り、ラップやキッチンペーパーで30分ほどパックするといい。
6位は天井や壁の掃除。普段の掃除で見過ごされがちな場所だが、部屋の中で占める面積が大きいため、掃除をすると部屋が明るくなる。
「固く絞った雑巾で水拭きするのが基本ですが、フローリングワイパー用の棒の先に雑巾を取り付けると、上の方まで安全に作業ができます。
ヤニや手垢などの汚れは、中性洗剤を薄めたものに雑巾を浸して固く絞り、重点的にこすって落とします」
ただし、ビニールクロスの壁紙や板材はこの方法でOKだが、和紙や特殊な素材の場合は所定の掃除法を守り、初めて掃除する場合は目立たない場所から少しずつ始め、問題がないかを確認して進めること。
7位はカーテンやカーペットの洗濯。洗濯表示を確認し、洗濯機で洗うことが可能なら洗濯機で、手洗い可能ならバスタブにお湯をため、3時間ほどのつけ置き後に足で踏んで洗うといい。
「カーテンは全体に軽く掃除機をかけてから外し、金具類を取り除いて洗い、その間にカーテンレールや窓をきれいに掃除しておくといいでしょう。洗濯完了後にしわをのばし、カーテンレールに戻して乾かして」
8位は冬支度の整理収納、9位は冬に使う家電準備。きちんとメンテナンスをしてしまっていても、必ず使用前にチェックし、フィルターなどを掃除すること。設置に必要な延長コードやカートリッジなどの手配も大切だ。