手前の白い建物は納沙布岬灯台(塔高13.5メートル)。海の向こうには歯舞諸島が見える(撮影/山本皓一)
北方領土返還を呼びかけるモニュメントは多いが、ほとんどが放置された状態で、訪れる人も少ない(撮影/山本皓一)
【プロフィール】1943年、香川県高松市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。小学館の写真記者勤務を経て、フリーランスの報道写真家に。主な著書に『田中角栄全記録』『来た、見た、撮った! 北朝鮮』(第35回講談社出版文化賞・写真賞受賞作品)など多数。1990年にジャーナリストとして択捉島に初上陸を果たして以来、「日本の国境」を取材テーマに北方領土、尖閣諸島、竹島、沖ノ鳥島、南鳥島などを現地取材し、『日本人が行けない「日本領土」』『国境の島が危ない!』などを発表。近著に『中国・ロシアに侵される日本領土』がある。