昨年の放送はダラダラとした感が否めず、それは視聴率にも露骨に現れた。これには他局もニンマリかと思いきや、楽観ムードはまったくない。
「今年の大晦日のラインナップは、TBSが『THE鬼タイジ』、フジが『逃走中』、テレビ朝日が『ザワつく!大晦日』、テレビ東京は未発表ですが、恐らく例年通りの『年忘れにっぽんの歌』。注目はTBS対とフジの争いです。子供には喜ばれそうですが、どちらもやることは“鬼ごっこ”で、番組としてベタかぶり。一方、格闘技が消えたことで、20代~40代あたりの男性が見る番組がなく、彼らが消去法で日テレを選ぶ可能性はあるでしょう。
また、年々増えているのはテレビは見ずにネットやYouTube、もしくはNetflixやアマゾンプライムなどの有料放送を見る人たち。せっかくの人気コンテンツである『笑ってはいけない』を放送せず、埋め草と言われかねない番組をやっているようでは、いよいよテレビの終わりは近いのかもしれません」(テレビ関係者)
いささか気の早い話だが、これで来年に『笑ってはいけない』が復活すれば、大歓迎されるのは確実。そう考えると、松本人志は笑いが止まらないのかもしれない。