「“堺くんやってみない?”と言ったら“じゃあ台本送ってください”と言うので、送ったんですね。そうしたら“面白いですね、やりたいです”と返事をくれました。でも当時は大河ドラマ『新選組!』(NHK)の山南敬介の役で人気が出ている頃。有名になったから、もうやってくれないだろうと思って“堺くんもういいよ。私は小さく細々とできればいいから”と連絡したら“約束したから行きます”と言ってくれて。事務所を1か月休んで宮崎まで本当に来てくれました。舞台上での堺くんは四方を囲むどのお客さんにもわかるように演じていて、舞台人としての技術や迫力がすごいと感じたのを覚えています」
そんな“義理がたい男”でもある堺に持ち上がった今回の独立騒動。当初の報道では円満退社が強調されたが、一部では事務所とのトラブル説も浮上している。濱崎氏が、独立報道後の1月上旬、電話をかけると、堺はいつもと変わらない様子だったという。
「“大丈夫。今までと何も変わらないから。マネージャーも変わらないよ”と言っていました。“変わらない”というのが、なにがどう変わらないのか、私にはわかりませんでしたがそれ以上は聞きませんでした。あとは世間話をしただけです。
堺くんがこれから活躍をしていくのは“変わらない”でしょうし、今後もずっと活躍を楽しみに見ていこうと思っています」