昨年8月に解散した人気YouTuberグループ「禁断ボーイズ」のモーリーこと森衡平容疑者(27)が売春防止法違反の疑いで逮捕された。女性に売春をさせたグループが名古屋で逮捕され、その1人が森容疑者だった。女性になりすましマッチングアプリで客とやり取りする役割だったと見られている。同グループは、この1月までの2年半で、およそ1億7000万円を違法に得ていたと見られている。
「禁断ボーイズ」は、2015年に活動開始。『知らないヤンキーにドロップキックしたら喧嘩寸前になった』や『美女の谷間にゴキブリ入れたらパニックになってポロリするんじゃね?』といった過激な企画で知られ、そのチャンネル登録者数は100万人を超えていた。2016年頃は、ヒカルやラファエルと共に「次世代のトップYouTuber」と目されていた。
しかし、いわゆるVALU騒動をきっかけに人気が陰り、2021年9月にはリーダー・いっくんがYouTuberを引退。新メンバー加入などのテコ入れを行うも再ブレークには至らず、“登録者数200万人達成できなければグループ解散”の公約通り、昨年8月にグループを解散した。活動末期は「オワコンボーイズ」を自ら名乗るなど、人気低迷や金銭苦を赤裸々にネタにしていた。
「『禁断ボーイズ』のヒット動画は、どれも10分に満たない短い内容でした。そのため広告収益をあまり得られず、全盛期であっても世間が想像するほどは稼げていなかったとか。1か月のチャンネル収益は最高でも500万~600万円くらいだったと本人たちが明かしています。そこから経費を引いて、メンバー同士で分配するわけですからね。話し上手ではないモーリーは、グループへの貢献度から、全盛期でも取り分は月15万円ほどだったそうです」(芸能記者)
全盛期の金銭事情をぶっちゃける動画の中で、モーリーの取り分が低いことに話題が及ぶと、ほかのメンバーは「モーリーは結構不良だったからね」と苦笑いし、なんらかのゴタゴタがあったことを匂わせていた。