スポーツ

三笘薫、父親はNHK局員だった 技術スタッフの統括責任者として紅白でも活躍

W杯をきっかけに活躍し続ける(写真/共同通信社)

W杯をきっかけに飛躍し続ける(写真/共同通信社)

 強者揃いのイングランドのサッカーリーグで注目を集めている三笘薫(25才)。切れ味鋭いドリブルで大活躍している。

「W杯後も好調を維持し、所属クラブのブライトンでは得点を量産中です。ビッグクラブへの移籍も噂されており、移籍金は日本人の歴代最高額となる55億円ともいわれています。2021年8月に、Jリーグの川崎フロンターレからブライトンに移籍した際は4億円でしたから、わずか1年半で選手としての価値が14倍近くに跳ね上がったことになります」(スポーツ紙記者)

 華麗なプレーのみならず、“華麗なる一族” ぶりも注目された理由だった。

《子どもの頃、お母さんの帰りを待つ間、うちのリビングのソファーでゲームをしていたあの少年が(中略)本当におじさん嬉しいです》

 W杯期間中、日本代表の公式Twitterで三笘にそうエールを送ったのは、俳優の松重豊(60才)だった。マンションのお隣さんが松重で、幼少期に“お預かり”してもらっていたというのだ。さらに昨年12月には『デイリー新潮』が、三笘の3才年上の実兄が戦隊シリーズにレッド役で出演したこともある若手俳優の結木滉星(28才)であることを報じた。三笘の周囲の華麗ぶりはそれだけにとどまらなかった。

「実は、三笘選手の父・武史さんはNHKに勤務するエリート局員なんです。内村光良さん(58才)やムロツヨシさん(47才)、星野源さん(42才)など錚々たるメンバーが出演する番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』やNHK制作のドラマのほか、紅白歌合戦にも“重役”として深くかかわってきたそうです」(芸能関係者)

 武史さんは技術部門に所属し、カメラや照明、音声、ビデオエンジニアといった技術スタッフの統括責任者である「テクニカルディレクター(TD)」を長年務めてきた。

「音楽や芸能番組を数多く担当しています。テレビ放送開始50年という節目で迎えた2003年の紅白歌合戦でもTDの大役を担いました。紅白歌合戦も、コント番組も壮大なセットや大がかりな舞台装置が必要不可欠ですから、NHKの屋台骨を支える超重要ポジションで活躍してきたと言えます」(NHK関係者)

 多忙な仕事に追われながらも、武史さんは息子の夢を応援し続けた。

「家ではリビングと隣の部屋をつなげて小さなゴールネットを置き、柔らかいボールを使って自由にサッカーをさせてあげていたそうです。繁忙期には土日はあってないようなもので、福岡放送局に転勤していた時期もあったそうですが、なんとか捻出した休みに、日本代表の試合に連れていっていたと聞いています」(前出・NHK関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン