国内

三浦瑠麗氏、今後5年は地上波に出られない可能性 横領で逮捕の夫は有罪なら「初犯でもほぼ実刑」

夫の逮捕は三浦瑠麗氏の活動にも大きく影響か(写真/共同通信社)

夫の逮捕は三浦瑠麗氏の活動にも大きく影響か(写真/共同通信社)

 3月7日、国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫で投資会社「トライベイキャピタル」の代表・三浦清志容疑者が太陽光発電事業を巡り、取引先から預かった4億2000万円を着服したとして、業務上横領容疑で逮捕された。大手紙社会部記者はこう言う。

「逮捕容疑は、2019年10月に3回にわたり、トライベイキャピタルの債務の弁済に充てる目的で、三浦(清志)容疑者が関係する合同会社から4億2000万円をトライベイキャピタルに送金させたとしています」

 瑠麗氏は清志氏の逮捕を受けて、「引き続き、捜査に全面的に協力する所存です。家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」と公式サイトでコメントを発表している。

 現在すべての地上波レギュラー番組から“事実上の降板”となっている瑠麗氏は、「裁判の判決が出るまで、当面テレビ出演は難しくなった」(民放関係者)と見られている。では、裁判の期間は一体どのくらいになるのか。弁護士の郷原信郎氏はこう言う。

「三浦(清志)容疑者が今回の容疑で起訴され、裁判となった場合、裁判期間は本人が罪状を認めれば最短で2か月程度、本人が否認した場合は、被告と原告とのやり取りで時間が掛かりますから、1年弱で判決が出るというのが一般的な目安でしょう。

 今回、三浦容疑者は『無罪を主張する』とのコメントを公表していますから、否認し続けた場合は、1年程度かかるものと見られます。また、業務上横領の被害者が多数にわたる場合は、その証人尋問などでより時間が掛かるケースもあります」

 経済事件に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏は、罪状を認めるか認めないかで勾留期間も変わってくるという。

「三浦容疑者が特捜の見立てに従って罪状を認めれば、比較的短期間で保釈となるでしょう。反対に、特捜の見立てを受け入れず無罪を主張し続ければ長期勾留の可能性も出てきます。鈴木宗男氏や佐藤優氏は1年以上の期間、勾留されています。

 昨年の五輪汚職事件では、大会組織委の高橋治之被告は4回逮捕・起訴されましたが、起訴内容を否認した結果、132日勾留されています。三浦容疑者も高橋被告のようになる可能性はあります」(同前)

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン