初場所では花道を引き上げる力士に拍手を送る着物美人の姿が。ピンクの着物にピンクのマスクだ。
ピンクのマスクがトレードマーク
コロナ禍の土俵下では、マスク姿で連日観戦する「溜席の妖精」や「溜席の着物美人」がネット上を中心に話題となった。「着物美人」は昨年11月の九州場所では15日間を“皆勤”して、序ノ口から幕内まで完全放送するABEMAコメント欄に関連の書き込みが相次ぐなどした。今年1月の初場所でも国技館の溜席にその姿があった。連日、違う着物で観戦に訪れ、華やかな着物・帯とピンク色のマスクがトレードマークとなっていた。
着物美人をよく知る茶屋関係者はこんな言い方をする。
「大変長く相撲界に貢献されてきた方で、大阪場所も溜席をお持ちです。ただ、今場所に関してはご本人がいらっしゃるのかは定かではありません。仮に観戦される場合も、マスクは取らないかもしれないですね。ピンクのマスクがお気に入りのようですし、そもそも溜席は飲食禁止ですから。マスクをしたままでも、十分に周りが明るくなるようなオーラをお持ちだから、いいんじゃないかなと思います」
マスクの着用が個人の判断に任されるようになり、NHKの大相撲中継の景色はどれぐらい変わるのだろうか。