夜の市街地でスマホを操作する平野紫耀が目撃されたことも(2019年)
滝沢氏が作り上げようとしている新たなエンターテインメントへの関与が注目されているのが5月2日にジャニーズ事務所を退所した“盟友”の三宅健(43才)、そして同月25日に退所したJr.の7人組「IMPACTors」の面々だ。
「オーディションで選ばれた新人に加え、IMPACTorsの7人も名前を変えて、滝沢さんの会社に合流する可能性が指摘されています。滝沢さんには以前からジャニーズの“聖地”である東京ドームや海外で『スーパー滝沢歌舞伎』を行う構想がありました。新会社でも、大阪や福岡など複数のドームを押さえ、来春にも所属アーティストのお披露目を兼ねた大規模なイベントを行うのではないかとの話が音楽業界を駆け巡っています」(前出・芸能リポーター)
平野と滝沢が空席をひとつ挟んで
2016年から3年続けて『滝沢歌舞伎』に参戦し、かつては滝沢氏とユニット「KEN☆Tackey」を組んでいた三宅もフリーの身。キンプリの元メンバーもJr.時代から滝沢氏の指導を受けてきた。岸の初舞台はJr.時代に出演した滝沢氏主演のミュージカル『新春 滝沢革命』(2011年)で、平野も永瀬や高橋とともに滝沢氏が演出する『ジャニーズ・アイランド』に出演している。
「3人がグループからの脱退と退所を発表したのは、偶然とはいえ滝沢さんが退社してからわずか3日後のこと。独立については事前に相談をしていた可能性はあるでしょうし、滝沢さんの言動が彼らの行動に影響を及ぼしたことは想像に難くありません。今後、平野さんたちが仕事で滝沢さんと絡むことを期待するファンは少なくないでしょう」(前出・芸能リポーター)
「TOBE」に、来春ドームイベントを行う予定や、平野たちとの連携について尋ねると「ご指摘いただいたような事実はございません」と否定するが、周囲の期待と機運は高まる。
3人と滝沢氏には目標が海外進出という共通点もある。
「平野さんはデビュー当初から『海外での活動はジャニーさんの夢であり、ぼくたちの夢』と語り、『社長が生きているうちにぼくらが海外進出した景色を見せたい』と語っていました。滝沢さんも長年、海外にアーティストを送り出すことを目標に掲げ、アメリカで武者修行させていたTravis Japan昨年10月に世界デビューに導いています。
一連のジャニー氏に関する性加害問題もあって、今後も滝沢さんが後継者を名乗ることはないでしょうが、世界で勝負する目標は確実に受け継がれています」(レコード会社関係者)
2019年10月に横浜アリーナで行われた海外アーティストのコンサートにTravis Japanが出演した際、平野と滝沢氏は空席をひとつ挟んで並んで見学した。2人の間の席は同年7月に死去したジャニー氏のための場所だったという。