日々育児に奮闘する様子をSNSで綴っていた大谷みつほ(本人のインスタグラムより)
続けて、《しかし、その。。。5年も休んだので、また1からだね。“何回、1からやり直すんだよ”と。自らを省みて憫笑していますがこういう運命ならば抗わず、“何度でも1からやり直してやるさ”(笑)》
と、芸能活動を再開するものの、あくまでも子育てを優先すると語った。大谷本人に話を聞くと、次のように思いを明かした。
「まず、どの会社で仕事をするかより、誰と仕事をしたいかを考えたときに、当時のマネージャーさんがいる会社(サンミュージック)がよかったので必然的にこうなりました。
(休業中は)育児に専念するための休業でしたので、母親として無償の愛をもって子どもと向き合う日々でした。パンデミックで不安な気持ちにもなりましたが、子どもがいると落ち込む暇もないので、食育や幼児教育の勉強をしながら『幼児食マイスター』(幼児食に関する知識を有し、成長に合わせた献立を作れる専門家)と『ベビーフードインストラクター』(幼児食に関する知識を有し、指導、助言できる専門家)の資格を取り、前向きに過ごしました」
ほかにメンタル心理カウンセラー、野菜ソムリエの資格を持つ大谷だが、思春期の経験から子どもたちをケアするための会社を立ち上げたという。
「立ち上げた会社『ドーナツプール』では、子ども関連の仕事をしていく予定で、アパレル、幼児教育、金育(お金に関する教育)、食育などが中心です。私は思春期の頃から子どもが大人の犠牲になっている社会を見てきて、心中穏やかでありませんでした。親となった今、子どもたちのために何をすべきかずっと考え、まだ詳細はお話できませんが、小さなところから積み上げていければと思っています」
今後は役者業を中心に活動していくという大谷の、育児と役者業の“二刀流”がスタートした。