「いつまでも『これは言わない』『あれはNG』と頑なに守りに入っているのも違うんじゃないかな」
きわどいラインを衝かれたら
そう語って、「彼氏は3年間、いないんですけど」と付け足した。番組でもそうだが、恋愛などプライベートな話題もフランクに話す。
「あはは! 結構、いろいろ言っちゃってますよね。会社員の立場として、さじ加減を悩むところではあります。でもABEMAは常に新しいことにチャレンジして形を変えていくメディアなので、その中にいて、いつまでも『これは言わない』『あれはNG』と頑なに守りに入っているのも違うんじゃないかなと。アナウンサーも柔軟に、ある程度は自分をさらけ出したりしたほうが、ABEMAや番組のカラーにも合うと思うんです」
最近は、どこまで話すかが課題なのだと明かす。
「そこまで隠しごとはしないけれども、言い過ぎたと感じたら、瞬時に引きます。さりげなく話題を変え、きわどいラインを衝かれたら潔く『答えられません』と言ってしまうことも。普段はぶっちゃけながらも時にはスルーすることで、新たな場の流れを作る術も最近、覚えました」
そんなスキルが増えたのも、この6年間の成長かもしれないと、笑顔を見せた。
【プロフィール】
西澤由夏(にしざわ・ゆか)/1993年8月12日生まれ、埼玉県出身。2016年サイバーエージェント入社。営業職を経て2018年よりABEMA(2018年当時はAbemaTV)専属アナウンサー。『ABEMA NEWS』『チャンスの時間』など担当。
★8月12日に自身初のフォトエッセイ(タイトル未定・ワニブックス)に発売予定。
撮影/黒石あみ 取材・文/渡部美也