ライフ

ねこ背を改善しながら正しい姿勢を身につける「ねこ背矯正マット」 腹式呼吸を組み合わせ、下腹ポッコリも解消へ

「ねこ背矯正マット」を経済アナリスト・森永卓郎さんが実践

「ねこ背矯正マット」を経済アナリスト・森永卓郎さんが実践

 ねこ背は老けて見えるだけでなく、身体に負担がかかり、腰痛・肩こりなど不具合が出やすくなるもの。足先を90度に開いて立つことで骨盤や背骨の位置を整える「ねこ背矯正マット」を使って、ねこ背の改善やぽっこりお腹の解消を目指しましょう!

壁を背にしてマットの上に立ち、腹式呼吸をする。まずは20秒からでOK

壁を背にしてマットの上に立ち、腹式呼吸をする。まずは20秒からでOK

【監修】
波多野賢也(はだの・けんや)/健康調整整体師。美容整体サロン「アクアヴェーラ」代表、美容整体トレーナー。保健体育教師やメディカルトレーナーを務めた経験と理学療法の知識や施術経験から生まれた独自の「美バランス」理論とメソッドを提唱。

 足先を90度に開いて壁を背に立って使う「ねこ背矯正マット」はねこ背を改善するツールとして健康調整整体師・波多野賢也氏が考案した。同氏が説明する。

「90度に開いて立つと骨盤が立ち、骨盤から上に伸びる背骨を正しいS字カーブに導きます。正しい姿勢で腹式呼吸をすると横隔膜の上下動運動になり、インナーマッスルも鍛えられるので下腹ポッコリや内臓下垂の解消にもつながります」

 デスクワークやテレビの収録などで1日平均12~13時間ほど座り、ねこ背になりがちという森永卓郎氏(65)に、「ねこ背矯正マット」を体験してもらった。

「パソコンで作業している時はねこ背の方が楽なんですよね(笑)。筋力がないと、背筋を伸ばしていると疲れるので。このマットを使って、まっすぐ立って背筋を伸ばすとインナーマッスルが鍛えられているなと感じます」

 1日何回でも、いつでも行なえるが、波多野氏は「朝の行動前が特におすすめ。筋肉・骨格が整った状態で1日をスタートすれば、その日の行動はよい姿勢を持続しやすい」と話す。

「毎日続ければ効果があると思いますが、継続がじつは難しい。続けるには家族を“トレーナー”にして、毎日チェックしてもらうのがいいですね」(森永氏)

●ねこ背矯正マット使用時のポイント
・左右のかかとをつけ、足先を90度に開いて立つ
・後頭部、肩、尻、かかとを壁につける
・良い姿勢を意識し、視線は少し高めに
・腹式呼吸の際、ゆっくり大きな呼吸を心がける
・息を吐いた時、下腹部をしっかりとへこます
・腹式呼吸は最低3回、できる人は10回程がおすすめ

ねこ背の状態

ねこ背の状態

意識をして立つと姿勢がよくなる

意識をして立つと姿勢がよくなる

【プロフィール】
森永卓郎(もりなが・たくろう)/1957年生まれ。東京都出身。経済アナリスト。獨協大学経済学部教授。テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍中。

取材・文/上田千春 撮影/古川章

※週刊ポスト2023年7月21・28日号

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ブラジルにある大学の法学部に通うアナ・パウラ・ヴェローゾ・フェルナンデス(Xより)
《ブラジルが震撼した女子大生シリアルキラー》サンドイッチ、コーヒー、ケーキ、煮込み料理、ミルクシェーク…5か月で4人を毒殺した狡猾な手口、殺人依頼の隠語は“卒業論文”
NEWSポストセブン
9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン