日焼け止めの選び方、使い方

日焼け止めの選び方、使い方

 クレンジング剤は「オイルタイプは界面活性剤が多く使われていて、肌に悪い」というイメージがあるが、これは誤りだと、国立病院機構東京医療センター形成外科科長の落合博子さんが話す。そもそも水と油をなじませる界面活性剤は、ミルクタイプにも、クリームタイプにも同じように使われているのだ。

「界面活性剤は自然界にも存在する物質。化粧品に使われている合成界面活性剤はほとんどが『非イオン界面活性剤』といわれる低刺激で毒性のないもので、アイスクリームなどにも添加物として使われることもあるほど。少ない摩擦で落とすことができ、乾燥しにくいオイルクレンジングはむしろ、肌ダメージを抑えやすいといえるでしょう」

シリコンシャンプーは悪者じゃない

 合成界面活性剤と同じく、なにかと目の敵にされがちなのが、ほとんどのシャンプーに含まれる「シリコン」。

「“シャンプーのシリコンは頭皮の毛穴に詰まって、取れなくなる”などともいわれますが、これは大きな間違いです。シャンプーに使われるシリコンは樹脂成分で、一般に想像されるゴムのような素材でも、美容医療におけるシリコン注入で使われるようなものとも違います。髪の毛をコーティングしてツヤやサラサラ感を出すためのものなので、危険性はありません」(落合さん)

 一方で、ヘアカラーの品質には気を配りたい。カラーリングやブリーチをすると髪のキューティクルがはがれやすくなり、紫外線や乾燥によるダメージを受けやすくなる。

「人気の『ヘナ』も、髪や頭皮に特別優しいわけではないので、過信しないように。天然成分である以上、アレルギーのリスクもゼロではありません。頻繁にカラーリングしたいなら、落ちやすくはあるものの刺激の少ないヘアマニキュアなどにすべきです」(柴さん)

※女性セブン2023年7月27日号

傷んだ髪は元には戻せない

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