和田アキ子と歌番組の司会をつとめたことも(1990年)

和田アキ子と歌番組の司会をつとめたことも(1990年)

「2019年6月放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)番組内のドッキリ企画に出演した板東さんは、生放送を妨害してくる仕掛け人の素人相手に激怒。カットしないと放送できないほどでした」(同前)

 番組放送後、板東の体調を心配する声が上がる中、2020年3月には2年間続けた『板東サンデー』(CBCラジオ)が3月に終了。そして同年9月、約11年間続いた『板東英二のおばあちゃんと話そう』(MBSラジオ)は体調を理由に終了した。

「板東さんは2020年の7月に転倒して頭部を強打し、検査入院していたことがメディアで報じられました。冠番組だった『板東英二のおばちゃんと話そう』は芸能活動再開の目途がたたないため、本人が最終回に出演することなく終了しています。板東さんは3年前に大阪の自宅を引き払い、『東京にいる子どものところへ行く』という報道もありましたが、詳細はわかりません」(芸能プロ関係者)
 
 現在、板東の公式ホームページは残されているが、明記されている個人事務所『E』の登記は、2021年12月27日付けで閉鎖。2013年に設立された同事務所は、板東本人が代表取締役を務めていた。レギュラー番組全降板から3年、表舞台から姿を消し、個人事務所の閉鎖は何を意味するのだろうか。

「表に立つのを控えているという話も聞きます。事実上の芸能界引退なのではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)

 板東の容態、今後の芸能活動について個人事務所『E』の清算人を務めた親族のもとを複数回訪ねたが、応答はなかった。周辺で板東の目撃情報も得られず、残されたホームページに問い合わせたが、8月1日現在回答は得られていない(回答があり次第追記する)。

 世間を“お騒がせ”してきた板東。甲子園に出場する母校にどんな思いでいるのだろうか──。

関連キーワード

関連記事

トピックス

靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン