「山口事務所はお得意様です。支払いはツケで、スタッフの方にそのつど伝票にサインして毎月まとめて払ってもらっています。選挙の時の選挙カーの場合は、いつものガソリン代とは別に分けて請求しています。
ガソリン代以外のオイル交換や洗車などの支払いはそのつど山口事務所の秘書さんたちが現金で払っていき、こちらから請求書を出すことはありません」
つまり、ガソリンだけでこれだけの額を支出しているということのようだ。3年分のガソリン代から走行距離を計算してみると、約68万キロ走ったことになる。山口氏の政党支部や資金管理団体が車検費用や自動車税を負担している車は、スバル・インプレッサ、スバル・フォレスター、日産スカイラインの3車種だ。自動車ディーラーはこう言う。
「3台で68万キロとすると、それぞれの車が3年間で平均20万キロ以上走っていることになる。そんなに走るのであれば、私なら毎年1台ずつ車を買い換えるように勧めますね」
国民はガソリン補助金を減らされて苦しんでいるのに、政治家は政治資金でガソリン使い放題とは、国民が怒るのは当然なのだ。