現状は長野に枠を奪われている(時事通信フォト)

現状は長野に枠を奪われている(時事通信フォト)

 巨人でウォーカーと同期入団のグレゴリー・ポランコは、昨オフにロッテへ移籍。主に指名打者で起用され、チームトップの15本塁打をマークしている。ウォーカーがパ・リーグの球団に移籍したら、どんな成績を残すだろうか。

 パ・リーグ球団の編成担当は、「ポランコよりミート能力が高いので、パの投手にも対応できるでしょう。巨人が一軍で起用しないなら、トレードで欲しいですよ。ウチだけじゃなく他球団も一番欲しい選手だと思います。ウォーカーを獲得するなら、一軍の主力投手を交換要員で放出することになる。それだけの価値がある選手です」と太鼓判を押す。

 指名打者で才能を覚醒させた助っ人外国人が過去にもいる。来日8年間で3度の本塁打王を獲得し、通算259本塁打をマークしたラルフ・ブライアントだ。中日時代は外国人選手の登録枠の関係でファーム暮らしだったが、シーズン途中に近鉄に移籍したことが野球人生の転機になった。

 スポーツ紙デスクは、「守備力がこれから劇的に向上することは考えづらい。ウォーカーは来年まで巨人の契約が残っているが、指名打者での起用法が最も輝くと思います。最近の巨人は選手が輝く環境を考え、トレードに積極的な球団です。ウォーカーを交換要員に、トレード補強で課題の投手陣を強化する可能性がゼロとは言えない」と分析する。

 ウォーカーの打棒が一軍で見られないのはもったいない。CS争いに向けて熾烈な争いが続く夏場に一軍昇格のチャンスを得られるか。今オフの去就も注目される。

丸は不振が続くが守備が堅実(時事通信フォト)

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3年契約の2年目、原辰徳監督の去就はどうなる? (写真/産経新聞社)

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