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TBS、30代アナの人材不足で江藤愛アナに仕事が集中 急務となる若手アナの育成

様々な番組に出演する江藤愛アナ(左)。野村彩也子アナの活躍は?(写真/ロケットパンチ)

様々な番組に出演する江藤愛アナ(左)。野村彩也子アナの活躍は?(写真/ロケットパンチ)

『THE TIME,』『ひるおび』と朝昼の平日帯番組でMCを務めるTBSの江藤愛アナ(37)。

「今年は中井美穂アナからバトンを受け継ぎ、『世界陸上』(8月19~27日、ブダペスト)の総合司会にも抜擢された。このほかに単発番組やナレーションも務め、毎日馬車馬のように働いています」(TBS関係者)

 一部ファンの間で過労死さえ心配される江藤アナだが、替えがいないことがTBSアナウンス室の課題だという。

「枡田絵理奈アナ(37)や吉田明世アナ(35)、林みなほアナ(33)、宇垣美里アナ(32)と人気アナが軒並み退社してしまい、30代の中堅アナに空白地帯があるんです。どうしても人気と実力を兼ね備えた江藤アナに仕事が集中してしまう」(同前)

 若手の育成が急務となるなか、日比麻音子アナ(30)や田村真子アナ(27)の台頭は明るいニュースだが、局にとって大きな誤算となったのが鳴り物入りで入社したあの二世アナの躓きだ。

「野村彩也子アナ(25)です。狂言師の野村萬斎の娘として入社時から注目されてきました。2年目で『ひるおび』をはじめレギュラー番組9本を抱える売れっ子になり、将来のエースアナ候補として期待されましたが、現在は『王様のブランチ』の隔週進行役のほか深夜番組2本を持つのみです」(同前)

 露出に急ブレーキがかかった野村アナについて、別のTBS関係者がこう話す。

「時間にルーズな点がネックなんです。とくに朝が苦手らしく、過去に『あさチャン!』で天気コーナーを担当していた際は、ぎりぎりにスタジオ入りすることも珍しくなく、スタッフはひやひやしていた。心配したスタッフが携帯に電話をしても連絡がつかないこともあり、“彼女に重要な番組を任せるのは怖い”という声は日増しに大きくなっていきました」

 時間厳守と報・連・相は社会人の基本。いましばらくTBSの江藤アナ頼りは続きそうだ。

※週刊ポスト2023年9月8日号

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