白い特攻服姿がトレードマーク
西本容疑者と接見した加藤博太郎弁護士に話を聞いた。
「被疑事実と、実際の経緯があまりにもかけ離れていると感じています。不同意性交等致傷罪という極めて重い罪ですが、西本さんの認識としては違うところもあるとうかがっています。強引に関係を迫ったということもありませんし、例えば服を脱がせたとか、そういったこともないそうです。傷の程度ですが、7日間の安静加療を要する見込みの全身打撲、左手挫創、左ひじ挫創の傷害となっており、宿泊施設の部屋から出ていった後に転倒してけがをされたんじゃないかということを西本さんとしては話していました。
ただ、こういった事件になり、女性を傷つけてしまったということもあると思うので、被害者の女性に対しては、誠実に向き合いたいというのが、西本さんの希望とうかがっています」
今後の捜査が待たれるなか、市議会には9月11日、辞職勧告決議案が提出され、全会一致で辞職勧告決議案が可決されている。法的な拘束力はないものの、有権者である市民からも厳しい視線が向けられている。
西本容疑者の妻は強い口調でこう語る。
「主人の潔白を絶対に晴らしたいと思っています」