マサトの源氏名で接客していた海野智哉容疑者

マサトの源氏名で接客していた海野智哉容疑者

「自分を指名してくれるお客さんができた時の琢巳は、とても喜んでいた記憶があります。しかし、お客さんがとの関係が切れてしまった時はとても悲しんでいました。髪色を変えた時も、自分のお客さんからのウケが悪いことを気にしたりと、ホストとしての仕事を自分なりに一生懸命やっていたように思います。ずっと根がとても優しい子でした」

 だが、女性客は同ホストクラブに漂う異様な空気を感じていた。

「ホストには指名とヘルプがあるのですが、琢巳はヘルプでテーブルにつくことが多く、その時も彼は私の悩み事を聞いてくれました。『自分もこういう過去があったから気持ちはわかる』と、共感してくれたりと、指名した担当よりも親身になって話を聞いてくれる存在でした」

 女性客はホストたちの体にあった“不自然なアザ”を目の当たりにしていた。

「琢巳が日常的に暴行を受けていたという報道がありますが、事実だと思います。ある日、ホストのほぼ全員が突然、首の後ろや腕などに火傷を負って出勤してきた時があり、私が事情を聞いても答えてくれませんでした。あるホストが意識不明になって出勤できないという話を聞き、その後に復帰したホストは、目の下に跡が残るほどの大きな傷痕ができていたのです」

 いつしか同ホストクラブから足が遠のいていった女性客だったが、何度か街の路上で新規の客を探していた太田さんの姿が忘れられないという。

関連キーワード

関連記事

トピックス

歌手の一青窈を目撃
【圧巻の美脚】一青窈、路上で映える「ショーパン姿」歌手だけじゃない「演技力もすごい」なマルチスタイル
NEWSポストセブン
一時は食欲不振で食事もままならなかったという(4月、東京・清瀬市。時事通信フォト)
【紀子さまの義妹】下着ブランドオーナーが不妊治療について積極的に発信 センシティブな話題に宮内庁内では賛否も
女性セブン
5月場所は客席も活況だという
大相撲5月場所 溜席の着物美人は「本場所のたびに着物を新調」と明かす 注目集めた「アラブの石油王」スタイルの観客との接点は?
NEWSポストセブン
優勝トロフィーを手にしたガクテンソク
【THE SECOND優勝】ガクテンソクが振り返る「マシンガンズさんが自滅しはった」 昨年の“雪辱”を果たせた理由
NEWSポストセブン
亡くなった6歳の後藤鈴ちゃん(SNSより)。一家に何があったのか
《戸越銀座・母子4人死亡》被害者妻が明かしていた「大切な子どもへの思い」3日前に離婚したばかりの元夫は「育休取ってる」アピールも…家には「日中も窓にシャッター」の違和感
NEWSポストセブン
被害者の渡邉華蓮さん
《関西外大の女子大生を刺殺》「自宅前で出待ちされて悩んでいた」殺害された女性宅周辺で目撃されていた「怪しい男」抵抗されながら刺し続けた交際相手の強い殺意
NEWSポストセブン
お騒がせアイドルとして人気を博した榎本加奈子
《略奪婚から20年》43歳の榎本加奈子「爆弾発言アイドル」から敏腕社長に転身「人気スープカレー店売却」で次に狙う“夫婦念願の夢”
NEWSポストセブン
死亡が確認されたシャニさん(SNSより)
《暴徒に唾を吐きかけられ…》ハマスに半裸で連行された22歳女性の母親が“残虐動画の拡散”を意義深く感じた「悲しい理由」
NEWSポストセブン
所属事務所は不倫を否定(時事通信フォト)
《星野源と新垣結衣が完全否定》「ネカフェ生活」NHK・林田理沙アナとの疑惑拡散の背景「事務所が異例の高速対応」をした理由
NEWSポストセブン
9月の誕生日で成年を迎えられる(4月、東京・町田市。写真/JMPA)
【悠仁さまの大学進学】幼稚園と高校は“別枠”で合格、受験競争を勝ち抜いた経験はゼロ 紀子さまが切望する「東京大学」は推薦枠拡大を検討中
女性セブン
杉咲花と若葉竜也に熱愛が発覚
【初ロマンススクープ】杉咲花が若葉竜也と交際!自宅でお泊り 『アンメット』での共演を機に距離縮まる
女性セブン
1986年11月の「リベンジ髪切りデスマッチ」
【クラッシュ・ギャルズvs極悪同盟】長与千種、ライオネス飛鳥、ダンプ松本、ブル中野…当事者たちが明かした“最凶の抗争”40年目の真実
週刊ポスト