国内

「週刊ポスト」本日発売! 「増税クソメガネ政権」が隠した21兆円ほか

 10月30日発売の「週刊ポスト」は、負担は国民に、利権は政治家に、そして選挙は“神頼み”という「増税クソメガネ」こと岸田首相の亡国政治を暴く怒りのスクープ号。日本は本音と建て前の社会だとはいうものの、国民に奉仕すべき専門家たちが自分たちの都合を優先するようでは国の未来は暗い。医者の言いなりになると命の危険にさらされる「降圧剤」の真実や、人気の「樹木葬」を巡るトラブルも詳報する。いよいよ38年ぶりの“アレのアレ”に挑む岡田阪神や藤井八冠の秘密も。

今週の見どころ読みどころ

◆岸田首相よ、国民に還元というなら「1人24万円減税」しなけりゃおかしいぞ!
選挙目当ての思い付き減税には足元の自民党からも不満、批判が噴出しているが、そもそもこの定額減税そのものが財務省の巧妙な罠だった。岸田首相は「2年分の税収増を国民に還元する」と言っているが、それが実現したとしても国民の手に渡るのは3.5兆円。しかし、この2年で税収は総額21兆円も増えていた。国民に還元されるのは、そのわずか6分の1であることが発覚した。

◆岡田監督の妻が告白「おじいちゃんのバンザイを見て私も『えぇーーっ』」(笑)
ここまで完璧なシーズンを歩んできた岡田タイガースがいよいよ最後の頂に挑んでいるが、その名将の姿を見て一番驚いているのが愛妻・陽子さんだ。阪神での一次政権、さらにオリックス監督時代は「不愛想で怖い」という印象だった岡田氏が、今季はマスコミには饒舌、若い選手ともがっちり心を通じ合っている。見つめ続ける陽子さんも「ベンチで感情を出すタイプではなかった」と振り返るが、今季はサヨナラ勝利でバンザイして喜ぶ姿も見せており、「『えぇーーっ』という感じです(笑)。年齢を重ねて器が少し大きくなったのかな」と評し、その理由として私生活の変化も明かした。

◆元外務省分析官・佐藤優が警告する「イスラエルの核使用と中東への核拡散」
佐藤氏は、イスラエルとハマスの衝突で「ガザ」ばかりに目を奪われていると世界情勢を読み違えると指摘する。むしろ警戒すべきはハマスの20倍という戦力を持つ武装組織ヒズボラであり、イスラエルは北に隣接するレバノンでヒズボラ掃討のために核を使用する可能性があるという。そうなれば中東の10数か国が核保有に走る最悪シナリオも現実味を帯びてくる。

◆<特別対談>逢坂剛×黒川博行「藤井八冠と羽生七冠、本当にすごいのはどっちだ?」
文壇きっての愛棋家である二人が棋界の天才二人の違いと進化を語り尽くした。藤井八冠のすさまじい強さについて意見は一致するものの、棋力ある作家ならではの視点でAI時代の将棋の「寂しさ」も明かした。確率論が支配する現代は、矢倉や振り飛車といった伝統的な戦法はほとんど消え、「型」を持つ個性的な棋士が絶滅寸前だ。対談した両氏は、藤井の活躍とともに変化にも期待し、さらに10年後に現れるであろう「次世代のバケモノ」にも思いをはせた。

◆<徹底検証>自民党と創価学会――戦後政治の知られざる裏面史と綻ぶ結束
岸田政権の行く末を占う衆参補選は与党の1勝1敗だったが、勝った長崎も辛勝で、自公の鉄壁の選挙協力には明らかに陰りが見えた。そもそも政策的には水と油の両党は、なぜ四半世紀も連携を続けてきたのか。実はそこに至る古い歴史があった。創価学会のなかでも最強の集票マシーンとされた旧婦人部(現女性部)や芸能部の活動を含め、新聞やテレビが触れない政治の裏を活写する。

◆<一周忌特別企画>アントニオ猪木が教えてくれた「闘魂の連鎖」
世界を熱狂させたプロレスラーであり、世界を股にかけた稀代の政治家であり、そして今もファンの心を熱くし続けるアントニオ猪木の思い出を各界の論客が語る。作家の夢枕獏氏は、その鍛え抜かれた肉体を見てリアルな文体を目指すようになったという。芸人の玉袋筋太郎氏は、TPG(たけしプロレス軍団)と猪木の伝説の対決の裏話を明かした。カラーグラビアの追悼特集も。

◆医師が警告「降圧剤を勧める医者はリフォーム詐欺師のようだ」
人間の体の仕組みが変わるわけではないのに、高血圧の定義はどんどん厳しくなっている。今では上が130を超えると「はい高血圧です。薬を飲みましょう」と降圧剤が処方される。しかし、日本で降圧剤治療によって死亡率や合併症の罹患率が下がったという明確なエビデンスはない。それでも医師が薬を勧める裏には製薬会社との結託さえ指摘されている。ベストセラー作家でもある和田秀樹医師は、「日本の医者は不必要な工事を勧めるリフォーム詐欺師のようだ」と厳しく断じた。

◆朝ドラ「ブギウギ」で少女から老女まで演じる主演・趣里の全裸度胸
朝ドラヒロインといえば芸能界の登竜門として若手女優が演じることが多いが、「ブギウギ」主演の趣里は33歳と、すでに脂の乗り切った年齢だ。父は水谷豊、母は元キャンディーズの伊藤蘭というサラブレッドながら、これまで親の七光りを頼ってこなかったこともあって芸歴はそれほど派手とはいえない。しかし、共演者やスタッフは口をそろえてその実力を絶賛する。大寒波のなか全裸で疾走するシーンを演じきったエピソードほか、そのすさまじい女優魂が語られた。

◆いまや半数以上が選ぶ“標準埋葬法”だが……樹木葬を選んで大失敗した人たち
安価で済む、管理が簡単、自然に還る――そんな理由で樹木葬を選ぶ人が増えている。専門サイトの調査では、昨年はついに新規に墓を購入する人の過半数がその選択をしたという。しかし、歴史が浅いだけに失敗例も枚挙にいとまがない。墓参りが大変、イノシシに遺骨を食べられた、他人のペットと一緒に埋葬されるのは嫌だ、ただの花壇みたい、などなど購入者の不満が噴出している。後悔しないために知っておくべきことを総力取材した。

◆「男性の性」を指南する大人気You Tuber「看護師マッキー」が本誌に登場!
男性の悩みに答えるYou Tubeチャンネルで人気を博する看護師マッキーが、その経験と医学的知識に基づいて明るく力強く読者の悩みや疑問に答える。
「ポスト読者の皆さんも是非パートナーにこの記事を見せてほしい。男女がお互いに悩みを理解することが最高の性生活へのカギになると思います」

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連キーワード

関連記事

トピックス

筒香が独占インタビューに応じ、日本復帰1年目を語った(撮影/藤岡雅樹)
「シーズン中は成績低迷で眠れず、食欲も減った」DeNA筒香嘉智が明かす“26年ぶり日本一”の舞台裏 「嫌われ者になることを恐れない強い組織になった」
NEWSポストセブン
テレビの“朝の顔”だった(左から小倉智昭さん、みのもんた)
みのもんた「朝のライバル」小倉智昭さんへの思いを語る 「共演NGなんて思ったことない」「一度でいいから一緒に飲みたかった」
週刊ポスト
陛下と共に、三笠宮さまと百合子さまの俳句集を読まれた雅子さま。「お孫さんのことをお詠みになったのかしら、かわいらしい句ですね」と話された(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
【61才の誕生日の決意】皇后雅子さま、また1つ歳を重ねられて「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら…」 陛下と微笑む姿
女性セブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン