見事な投球フォーム(時事通信フォト)

見事な投球フォーム(時事通信フォト)

 多くの始球式では、登板するタレント側には出演作などのプロモーションという目的もある。

「単なる普通の始球式では、なかなか話題にはなりません。一昔前であれば、多少露出度の高い衣装を着た女性タレントが始球式をすることも多かったんですが、最近ではそういったものも減りつつあります。また、過去には始球式でなかなか投げず炎上してしまった鈴木奈々さんのような例もあり、野球ファンの反感を買わないというのも重要なんですよ。

 そういったなかで、それこそタレントが豪速球を投げている始球式であれば、珍しい映像としてSNSでも大きく拡散しやすいし、野球ファンにも喜んでもらえる。タレント側の宣伝としても効果的ですし、球団としてもたくさんニュースになってくれるのはうれしいことです。“最速”が難しかったならば、神木さんのようにサイドスローという意外なフォームで投げるとか、あるいは有名投手のフォームを真似るとか、野球に対するリスペクトがある始球式が好まれますね」

 ちなみに、吉高は日本シリーズを特別協賛する三井住友銀行のテレビCMに出演しているため、定期的に日本シリーズの始球式に登場している。

「吉高さんのように、毎回“暴投”が話題になるのはレアケースです。それは、吉高さんが三井住友銀行のCMに出るほどの人気と知名度があるからであり、毎回ちゃんと“お約束の暴投”をしてくれているからです。暴投キャラで成立しているのは、タレントとしてのバリューが高い証拠ですね」

 ただ投げるだけでは、あまり意味がない始球式。今後はもっと個性的な始球式が増えていくかもしれない。

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