実力派の男役・秋山美月を演じる伊原六花。バブリーダンスで知られる(時事通信フォト)
物語のスズ子は数々の困難を迎えながら成長していく。福岡氏が語る。
「スズ子のストーリーはつらいこともたくさん起きて、悲劇も続きます。ただ、これは企画の段階から意図したことでありますが、ドラマ全体としては“喜劇”を描きたいと。ヒロインのモデルの笠置シヅ子さんは義理人情に厚く、困難に見舞われてもカラッと前向きに進んでいく方だったのだなと感じました。
これから先、趣里さんが演じるスズ子を中心に、ジメジメした悲劇ではなく、カラッとした喜劇を見せてくれるはずです」
趣里とその仲間たちを本誌・週刊ポストはどこまでも応援します!
(了。第1回から読む)
※週刊ポスト2023年11月17・24日号