どむぞうくん。みんなの人気者。好奇心旺盛で明るい。おおらかだけどいい加減な面も。好物はハンバーガー、うどん、ラーメン
「マスコットの“どむぞうくん”のぬいぐるみや、店のロゴをあしらったバッグやTシャツといったオリジナルグッズが人気を集めています。オンラインショップを展開するほか、ヴィレッジヴァンガードとコラボアイテムを発売したり、全国にポップアップショップをオープンするなど絶好調です。
運営会社ドムドムフードサービスの代表取締役社長である藤﨑忍氏は、今年10月に公開された『東洋経済オンライン』の取材記事の中で、“キャラクターライセンスビジネスを含めたグッズ販売などの売上は、事業の約7%に上る”と明かしています」(前出・経済ライター)
グッズの中でも、どむぞうくんを中心としたマスコット「どむぞうくんとなかまたち」シリーズは、独特のネーミングセンスで注目を集めている。前出のピンクリボン軍曹のほかにも、赤羽1号(いっくん)、赤羽2号(にっくん)、どむクルーズ、博と、思わずツッコミを入れたくなるような名前がずらり。〈ドムドムの名付けセンスは推せる〉や〈遊び心あるドムドムさん〉、〈名前どうやって決めてるんやドムドム〉と注目を集めている。
命名会議の舞台裏
実際、どむぞうくんとなかまたちの名前はどのように決められているのか。ドムドムフードサービスに問い合わせた。
──どのように名付けているのでしょうか?
「グッズ担当だけでなく役員、デザイナー、商品開発担当などの本部メンバーでアイデアを出しています。『Aはどうですか! Bは!』のように口頭ベースで案を出していき、その中で一番盛り上がった名前をつけることが多いです。季節感、トレンド感など、そのどむぞうくんのイメージに不思議とピタッとくるものです。
過去にはSNSを通して名前を募集したこともあり、『どむみ』と『どむへい』はお客様に命名していただきました」(ドムドムフードサービスの担当者、以下同)