「少し休んでまた歩き、です」
「さかいクリニックグループ」の代表で、“ゴッドハンド”の異名を持つ柔道整復師・酒井慎太郎先生の指導のもと、「筋トレ」を趣味にするグラビアアイドルの風吹ケイさんが実践する、「健康寿命を100歳まで伸ばす3分体操」。今回は、生活習慣のなかで腰痛改善を目指すために、「腰を守る10分ウォーキング」を実践します。
関節は動かさないと可動域が狭くなり、痛みで体を動かさないとダメージが増すばかりです。脊柱管狭窄症をはじめとした腰痛には、10分歩きが最高のリハビリです。筋肉やダイエットのためのウォーキングではありません。
歩幅やスピードは気にせず、休み休みでよいので、別掲の写真のような姿勢で合計10分歩きます。最も重要なのは腰を伸ばすこと。肩を開いて肘を後方にしっかり引くと、背骨の関節も動きます。1日長時間歩くよりも、毎日10分の積み重ねが腰痛には効果的です。
以下に、「腰を守る10分ウォーキング」の正しいやり方を、風吹ケイさんの実演写真とともに、紹介します。
【正しいウォーキングにするためのポイント】
・頭を上から引っ張られているイメージに
・肘を後方にしっかり引き体をねじる
・あごを引き、まっすぐ前を見る
・腕は高い位置で振る
・肩を開いて腰を反らす
・膝をしっかり伸ばす
正しいウォーキングにするためのポイント。「頭を上から引っ張られているイメージに」 「肘を後方にしっかり引き体をねじる」「あごを引き、まっすぐ前を見る」「腕は高い位置で振る」「肩を開いて腰を反らす」「膝をしっかり伸ばす」
【注意点（間違ったやり方の例）】
・猫背
・顔が前に出ている
・膝が曲がっている
注意点（間違ったやり方の例）。「猫背」「顔が前に出ている」「膝が曲がっている」
風吹ケイさんが実践している動画はYouTubeで公開中。
https://youtu.be/5ko5VjTgbV0
【プロフィール】
酒井慎太郎（さかい・しんたろう）／東京都北区王子の「さかいクリニックグループ」代表。千葉ロッテマリーンズアカデミー元公式メディカルアドバイザー。柔道整復師。全国からの難治の腰痛や膝痛の施術を行なっている。海外講演も行ないYouTubeチャンネルも開設、著書100冊以上。
風吹ケイ（ふぶき・けい）／1999年4月5日生まれ、大阪府出身。B105・W63・H95。趣味はサウナと筋トレ。最新情報は公式X（@kei_fubuki_）、Instagram（@kei_fubuki_）。小学館よりデジタル写真集『風吹ケイ 愛の息吹』、1st写真集『幕開』が発売中。
撮影／下城英悟
※週刊ポスト2023年11月17・24日号
