国内

【安倍派・裏金疑惑】すべてを知る“金庫番”を直撃 浮かび上がる事件表面化直前の「言動の異変」

安倍派・裏金疑惑の真相は?(左から松野博一・官房長官、西村康稔・経産大臣/時事通信フォト)

安倍派・裏金疑惑の真相は?(左は松野博一氏、右は西村康稔氏/時事通信フォト)

 自民党の最大派閥「清和政策研究会(安倍派)」の裏金疑惑は、“令和のリクルート事件”と呼ばれて政権を揺るがしている。特捜部の動きに戦々恐々とする派閥の重鎮たちがダンマリを決め込むなか、裏金づくりのすべてを知るキーマンを直撃した──。

誰の指示だったのか

 東京都内のとある住宅地。幹線道路からやや離れた閑静な一角にその家はあった。玄関には丹念に手入れされた鉢植えの花が飾られているが、木造2階建ての家屋は昼間も雨戸が閉じられたままだ。インターホンを押しても返事がない。

 12月3日午前10時30分過ぎ、70歳前後と思しき白髪の男性が家から出てきてガレージの車に乗り込もうとした。

「裏金づくりは誰の指示だったのか?」

 本誌・週刊ポスト記者が直撃すると、男性は、「近所の迷惑になるので」と、質問には答えずに車に乗り込み、走り去った──。

 東京地検特捜部の安倍派裏金疑惑の捜査は、「派閥解体作戦」の様相を帯びてきた。

 全国から応援検事を集めて同派の会計責任者や議員秘書らの事情聴取に乗り出し、事務総長経験者の聴取も検討していると報じられている。

 政治資金規正法違反(不記載罪など)の時効は5年で、その間の同派の事務総長経験者といえば、下村博文・元文部科学大臣、松野博一・官房長官、西村康稔・経産大臣、高木毅・自民党国対委員長の4人の大物議員。捜査が政権中枢に及ぶ可能性まで出てきたのだ。

 これほどの捜査の広がりは竹下登内閣時代に発覚したリクルート事件(注:1988年、竹下登・首相ら自民党の有力議員や大物財界人などが、リクルート社から賄賂として未公開株を受け取ったことが発覚。翌年に東京地検特捜部は計12人を贈収賄罪で起訴した。政界では、藤波孝生・元官房長官と池田克也・元衆院議員の2人の有罪が確定)級だ。

 この事態を受けて岸田文雄・首相は12月6日、麻生太郎・副総裁ら各派の領袖クラスの党幹部を招集して緊急幹部会を開き、「派閥パーティー全面自粛」を決めるなど厳戒態勢を敷いた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

結婚の報道が世界中で注目された大谷翔平
《新婚生活の行方》大谷翔平、現実的には難しい「妻をずっと隠す」、“表に出ざるを得ない”アメリカ特有の事情も
NEWSポストセブン
結婚を電撃発表した大谷(時事通信)
《パーカー紐の蝶々結び》大谷翔平と「結婚相手の有力候補年下女性」を結ぶ“匂わせサイン”SNSでは「お揃いのオーダーメイドシューズ」が話題
NEWSポストセブン
ドラマ『蜜と毒』でドロドロの不倫関係に堕ちていく人妻を熱演している女優・入来茉里
ドロドロ不倫&体当たりの男女シーン披露の入来茉里、初主演ドラマ撮影中に見せた女優魂 波瀾万丈の私生活も女優の糧に
NEWSポストセブン
78歳になったタモリ(時事通信フォト)
【『ブラタモリ』終了】なぎら健壱が紐解くタモリの“セッション”「相手が上手いと、こっちも上手くなった気になれる」
NEWSポストセブン
電撃結婚した大谷翔平(時事通信フォト)
《大谷翔平が電撃婚》年下の結婚相手、有力候補に見られた“意味深行動”「親同伴でアメリカへ」「昨年8月から止まったプライベート投稿」友人が明かす内幕
NEWSポストセブン
「オレは頑張っている姿を見るのが好きなんだよ」と語るジャンボ尾崎(撮影/太田真三)
【後進の育成に心血を注ぐジャンボ尾崎】門下生のために自ら練習場の芝を整備、練習器具を手作り 教えないで「気づかせる」指導法
週刊ポスト
生きづらい今の時代にタモリの言葉が求められているのかもしれない
《頑張ると疲れる》“タモリの一言”に救われた共演者らが紐解く言葉の真意「自分が優れていると見せようとする人を信用しない」
週刊ポスト
有名税も規格外(時事通信フォト)
「大谷翔平 風俗店にサイン」騒動のその後 「色紙は丁重に保管」「実物見たさのお客さんが来た」
NEWSポストセブン
コロナ禍で5か月延期となったものの、約1100人参加して大盛況だった(2022年に開催された「祝う会」/時事通信フォト)
【週刊ポストスクープが端緒に】岸田文雄・首相「祝う会の闇パーティー疑惑」を上脇博之教授が告発 政治資金規正法違反での告発で自民党派閥裏金問題と同じ流れに
NEWSポストセブン
筋肉質な大谷翔平(時事通信フォト)
大谷翔平、年下の“結婚相手候補”は「めっちゃ一途」「一人の時間が好き」囁かれる素顔、好きなタイプは「筋肉質な人」
NEWSポストセブン
パチスロ好きという意外な素顔もある浅田舞
《6時間スロット打ちからカルチャー系に》浅田舞に新恋人との熱愛報道、関係者が気づいていたインスタグラムの「異変」
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
《匂わせなし》大谷翔平の妻、有力候補の女性は「親しい友人にも口を割らず」大学同級生は「今は彼氏はいないと言ってたけど…」
NEWSポストセブン