181cmの長身でスキンヘッドのピン芸人・みなみかわ
──これだけテレビに出て知名度が上がれば、アルバイトせずとも大丈夫だと思うのですが、今でも渋谷で深夜の歯医者の受付のアルバイトを月に1~2回されているとか?
みなみかわ:僕は芸能界を信用していないんですよ。どう考えても不安定ですよね。昔、ダウンタウンの浜田(雅功)さんが「テレビに出るのは難しくないけれど、テレビに出続けるのは難しい」というお話をされていて、「僕なんかがテレビに出続けられるわけないよな」って思っているんです。よしもとさんみたいな大きな事務所に所属しているわけでもないし、家族も養わなきゃいけないし、そのための保険ですよね。これから10年、芸能界でやっていけたら、自分に花丸をあげたいです。
──2023年を振り返って、みなみかわさんにとって大きな出来事は?
みなみかわ:妻に言われて、単独ライブをやったことですね。これは毎年恒例にしていきたいと思っています。
あと、妻が合同会社ナンセという会社を立ち上げて、本格的に僕のサポートをしてくれる態勢になりました。ただ、僕は松竹芸能に所属もしているので、あまり他ではないような立ち位置にはなっています。
──奥様は千原ジュニアさんやプロデューサーの佐久間宣行さんなどにSNSで直接DMをしてみなみかわさんを売り込むなど、営業熱心でパワフルなサポートをされていました。奥様が会社を設立してから、仕事に変化はありますか?
みなみかわ:まだ仕事に関して明確な変化などはありませんが、妻は僕のことになると必死になってくれるので、どんなチャンスも見逃さないというか(笑)。妻は「その馬力はどこから来るんだ!?」っていうくらい頑張りすぎる節があるんですよね。ありがたいのですが、無理し過ぎないようにしてほしいなとは思っています。
──話せる範囲で、行動力抜群の奥様の近況を!
みなみかわ:妻がついに「車が欲しい」「社用車を買いたい」と言うので、車を買わされそうです。運転してくれて移動が楽になるとかではなく、まぁ僕が運転ですよね……。
あと、また妻が単独ライブを企画しています。昨年は東京だけだったのですが、今年は大阪と東京、2カ所でやりたいですね。