国内

《今治・ピアノ教師殺人》ストーカー化していた容疑者に「別れ話」次女は警察に相談するも「旦那が家を出ていって……」 男との接点は

命を落とした冨田小雪さん(63)。次女と2人の子どもと4人で生活していた

命を落とした冨田小雪さん(64)。次女と2人の子どもと4人で生活していた

 1月26日の夕方、愛媛県今治市の住宅で、ピアノ教師・冨田小雪さん(64)が首を切られ殺害された事件。事件後、冨田さんの次女(35)と連絡が取れなくなっていたが、警察は27日夜、次女を西条市内で保護。さらに行動を共にしていたとされる次女の知人で自称会社員の榊原正道容疑者(34)が、次女に暴行を加えた容疑で逮捕された。

「事件直後、榊原容疑者と冨田さんの次女とみられる女性が2人で現場から立ち去る様子が、付近の複数の防犯カメラに残っていました。次女は西条市内で保護された際『直前まで容疑者といた』などと供述しているとのことです。容疑者は次女に対する暴行容疑を認めていて、周辺から凶器など見つかっていませんが、警察は榊原容疑者を冨田さん殺害の重要参考人として関連を捜査している」(全国紙記者)

 事件当日、レッスン中だったのか、現場ではピアノ教室に通う生徒の男子中学生が縄で両手を縛られた状態で見つかっている。残忍な方法で殺害された冨田さんの印象について、今治市役所の関係者は「笑顔の優しい人でした」と無念そうに話す。

「今治市の少年少女合唱団で、子供たちに音楽を教えています。練習は月イチくらい、発表会も年に2回程度行われ、1月7日に発表会があったばかりでした。昼間、家からはよく綺麗なピアノの音が聞こえましたよ。子供からはもちろん、親御さんからも信頼されていたので、なぜ彼女がこんな目に遭わなければいけなかったのかわかりません……」

 家では冨田さんと次女、その子供2人の4人で生活していた。近隣に住む40代の男性は、「彼女を悪くいう人はいませんよ」という。

「ご主人は20年ほど前に亡くなっていますが、子2人を育てあげて、人当たりがいいから町内の会議にもよく参加されていました。すごく人徳のある方でした。

 小雪さんは数年前、次女と一緒に『なんでも鑑定団』に出演してたこともあるんです。ヴィンテージカメラを出品してたんじゃないかな」

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン