──高野さんは、言葉遊びが上手だなという印象があります。タイトルも時計の音とクタクタになる自分を掛け合わせているんですよね?
そうです! 優柔不断な自分が好きじゃないので、考えすぎて悩みすぎて疲れていくんですよ。決めなくちゃいけないことが決められない、そんな自分にクタクタしてくるっていう状況が実際にあるんです。あとは、時計のチクタクという音と、クタクタの語呂が似ていて、掛け合わせたらいいんじゃないかなと思いました。
──たとえばシングル作品の中に、リード曲とそれ以外の曲を入れる場合の選曲も、結構悩まれるんでしょうか?
そうですね。候補曲をいろいろ聞いていいなと思った曲をピックアップして、あとはスタッフさんの意見も聞いた上でバランスを考えて選びます。今回『ex-Doll』は最初からメインにしたいと思っていて、『チクタクタ』も曲調的に絶対に入れたかったので、そのうえであと1曲どうするのか迷いました。
──迷った末に選ばれた『Paradise』は、どんな曲ですか?
この曲は、レコーディング中も迷いがあったんです。ラップは自由にできる部分があるので、ここは声色を変えてみたらどうかな……と思ってトライしてみました。
──デビュー5周年を迎えて、今後アーティストとして叶えたいことといえば?
これまでに作詞はしているんですけど、作曲もやりたいってずっと言っているんです。5周年の節目に、作曲もやりたいなと思っています。
──プライベートで今年やりたいことはありますか?
プライベートは、そうですね……特に思い浮かばないです(笑い)。相変わらずですけど、ゲームを極めることくらいかな。「ポケモン」のゲームで一度、世界ランクが91位になったことがあるんです。だから対戦系のゲームで、世界2桁の順位を目指す……みたいなことをやってみたいですね!
──まさかゲームで世界を目指していたとは!(笑い)。
あはは! それがまた楽しいんです(笑い)。