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《4歳児毒殺の資産家夫婦》経営するホテルは「連日満員」も、従業員には給料未払いで銀行からは借金催促の電話

妻の細谷志保容疑者

妻の細谷志保容疑者

 2月14日、当時4歳の次女・美輝(よしき)ちゃんを自宅マンションで毒物を飲ませて殺害した容疑で細谷志保容疑者(37)と夫の健一容疑者(43)が逮捕された事件。

 この事件に関連して、2019年3月にも当時生後2か月だった美輝ちゃんを含む両容疑者の子供3人が心理的虐待を受けている疑いがあるとして、児童相談所が一時的に保護していたことが分かっている。SNSでは「事件を防げなかったのか」という悲しみの声が広がっている。

 容疑者夫婦は浅草駅から徒歩10分ほどの距離にある10階建てマンションを所有。さらに浅草駅から徒歩2分の9階建てホテル『浅草ホテル 旅籠』の経営者でもあり、資産家夫婦だった。オーナー夫婦の逮捕に困惑する同ホテル従業員が語る。

「社長の健一さんは月に数回、お金の回収にきていました。現場の責任者と運営に関してメールのやり取りはしていたようです。先週もお金を取りにホテルにきていました。社長がホテルの備品を買ってきて納入する時に、車で3人の子供を連れてくる時もありました。お子さんたちに優しくされていましたし、普通のご家庭といった感じでした。

 警察の事情聴取があったことは知ってます。健一さんが従業員に『経営とは関係ないから心配しなくていい』と説明していました。

 夫婦は聴取のたびに、このホテルに泊まっていました。昨年末か今年の始め頃にも聴取がありましたが、そのときは2週間くらい泊まってました。何故自宅から通っていなかったのかは分かりません。(亡くなった美輝ちゃん以外)ほかの2人のお子さんは事件直後から児童相談所に保護されていて、たまに従業員が荷物を届けていました」

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