“適材適所”の判断
「『あさイチ』の場合、午後のリハーサルのあとの台本直しが24時を回ることもあり、出演者は翌朝5時に出社しないといけない。本人も持ち前の前向きさで頑張っていましたが、『サンデースポーツ』担当になった2022年ごろには『出演と取材が重なると大変』とこぼすこともありました。ディレクターが気を遣って早く帰す日もあったんです。
今年はパリ五輪があるため、『あさイチ』でスポーツ関係の取材をすることが多い中川アナが忙しくなりすぎることを、局側が考慮したのかもしれません」(番組関係者)
彼女の多忙ぶりを緩和するための異動だったのでは、と話す番組関係者。一方、前出のNHK関係者は、「今回の騒動を受けて、“適材適所”の判断があったのかもしれない」と言う。
「『あさイチ』は主婦層の視聴者が多い。あえて邪推するなら、例の“けしからん服装”で話題になった彼女は番組の雰囲気に合わないと判断された可能性はあるでしょう。その意味でも、男性視聴者が多く、ニーズのあう『サンデースポーツ』に専念させるという決定になったのではないでしょうか」(前出・NHK関係者)
NHKに中川アナが『あさイチ』担当を終えることについて聞くと、「個別のキャスティングの過程や詳細については控えさせていただきます」との回答だった。
激務とされる女性アナウンサーの世界。負担が減ったことで、話題のインスタグラムのほか『サンデースポーツ』で、より元気な中川アナの姿を見られるようになるかもしれない。