デコピンと応援も
ネタを取るため現場にハッパ
注目度の高い大谷のニュースに関する“誤報”だが、NHK報道局の関係者は「今回のミスは偶然ではない」という。
「今、NHKのニュース報道は“大谷頼り”になっています。4月から始まった約3時間の情報番組『午後LIVEニュースーン』の番組の進行表にも、スポーツコーナーの時間帯には “スポーツ(大谷)コーナー”と記載されている。水原通訳のスキャンダルもあり数字が取れるという目算があるので、国際部も“大谷・水原ネタ”を取るために現場にハッパをかけているんです。
『他社と比べて少しでも違う大谷ネタを』という競争の焦りの中で、今回のミスが生まれてしまった。ミスは起こり得ることですが、複数の人がチェックしていれば避けられるミスでした。最近は大谷のニュースばかり見せられることに対して『大谷ハラスメント』という言葉も生まれていますが、NHKも“大谷依存”の体制を改める必要があるのではないでしょうか」(前出・NHK関係者)
4月4日には「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)も、全く同じ記事を誤って引用したとして謝罪した。国民の関心を集めるニュースなだけに、正確な報道が求められる。