《抜擢で真打ち昇進》林家つる子、コロナ禍でYouTubeに挑戦し「揺るがない何かができた」　サービス精神旺盛な初代・林家三平一門の系譜

扇子、手ぬぐい、記念パンフレットなどのグッズを用意。物販の準備も自分で手がける

常に全力笑顔の林家つる子（撮影／田中智久）

2024年3月、つる子は女性落語家として初めて抜擢で真打ちとなった

取材日の高座で演じた『芝浜』では、おかみさんを主役として再構成している

大勢のファンが楽屋入りを出迎えた。本人のパネルや応援うちわも作られた

高座に上がる前に師匠の林家正蔵に挨拶。口上では正蔵は「出る杭は打たれるものだから、打たれて強くなればいい」とエールを送った

出演者やスタッフに見守られながら、藤音頭の出囃子とともに高座に向かった

写真左から柳家三三、林家彦いち、宝井琴調、林家つる子、林家正蔵、柳家さん喬

小学5年生から演劇を始め、高校時代も演劇部で活動した。「お客さんに笑ってもらうことの喜びを感じました」（つる子、写真内中央／本人提供）

落語を始めたのは中央大学落語研究会への入会がきっかけ。当時の高座名は「中央亭可愛（ちゅうおうてい・かわいい）」。本人提供

テレビやラジオに引っ張りだこ。レギュラー出演中のTBSラジオの番組収録に臨む。TBSラジオ「立飛グループ presents 東京042～多摩もりあげ宣言～」毎週土曜日 15時25分から15時55分まで放送中