芸能

【THE SECOND優勝】ガクテンソクが分析する「マシンガンズ」と「ザ・パンチ」 2大会の準優勝コンビの“共通点”

東京進出を果たした昨年はマシンガンズに敗れた(撮影/山口京和)

決勝のザ・パンチ戦では大会最高得点の294点を叩き出した(撮影/山口京和)

 結成16年以上の漫才師が鎬を削る漫才賞レース「THE SECOND」の第2回大会が終わり、19年目の「ガクテンソク」が優勝した。決勝の翌日、舞台で4ステージに上がった2人に最速インタビューを敢行! テレビ放送された決勝ステージ「グランプリファイナル」での決勝戦「ザ・パンチ」との戦いについて、ガクテンソクの奥田修二(42)とよじょう(42)にノンフィクションライターの中村計氏が聞いた。(全3回の第3回。第1回第2回を読む)

――決勝のお客さんは採点が辛いのか甘いのか、少しわかりにくかったですよね。

奥田:1回戦の第3試合、ななまがりとタモンズの対戦は、268点と269点だったじゃないですか。だから、割と素人感覚に近いというか、フラットな感じのお客さんが多いのかなという気はしました。味付け濃い目の料理は苦手なのかな、と。

――ずいぶんと低い感じがしましたよね。

奥田:どちらもめっちゃウケてましたからね。

よじょう:特にななまがりは思ったより低かったですね。

――そこまで慣れていないお客さんが多かったせいで、ななまがりの独特な芸風が引っかかったということなのかもしれませんね。

奥田:1回戦の第1試合、金属バットがいきなり291点を出して、続く試合で僕らも288点を出した。なので、番組スタッフは「今日はバブリーな大会になるな」と思ったらしいです。でも、タモンズとななまがりで「えっ?」となったと。これだけウケて、280点台の争いにならないのかと思ったそうです。

――組み合わせが決まったとき、どんな戦いを予想したのですか。

奥田:もし、僕らが決勝まで進めていたら、相手はザ・パンチさんやと思ってたんですよ。

関連記事

トピックス

(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト