父の仁さんはロサンゼルスとソウルの五輪2大会で金メダルに輝いた(時事通信フォト)
パリ五輪で、初の「親子で金メダル」を目指す立の前に立ちはだかるのが、フランスの怪物・リネールだ。
「2007年に初めて世界選手権を制して以来、重量級の頂点に君臨。“化け物級に強い”と恐れられる絶対王者です。前回の東京五輪では惜しくも3連覇を逃しましたが、フランスではスポーツの象徴ともいわれる存在。自国開催の今大会を競技生活の集大成と位置づけていて、観衆は彼の金メダルを信じてやまない。斉藤選手が当たるとしたら決勝ですが、これまで感じたことのないアウェー状態が予想されます」(前出・スポーツライター)
父の教えを胸に強敵をなぎ倒し、アウェーの大観衆を黙らせることはできるか。
20才で全日本選手権を制した(時事通信フォト)
※女性セブン2024年8月8・15日号