引き渡しまで1ヶ月も経たないうちに解体
「騒動のときはちょっとした観光スポットになってましたよ。完成したばかりのマンションを取り壊さなきゃいけないなんて、作った人も住むはずだった人も、近所の人も皆が不幸ですよ。近隣の人はまた解体工事がはじまるから、いろいろ不便もあるでしょう。なぜ、こんな大きなゴタゴタになってしまったのか。
あのマンションができる前は大きな一軒家でしたが、解体後はまたマンションが建つのか、売却されるのか。何ができるのかわからないので、それはそれで心配ですよ」
マンション解体後の跡地の利用計画について、積水ハウスに問い合わせると以下のように回答があった。
「安全・騒音・振動対策を徹底し、皆様へのご迷惑を最小限にとどめられるよう、
細心の注意を払い、解体工事を進めることを最優先にしており、跡地の利用については、決まっておりません。(マンションの建築、売却の予定については)現段階では未定です」
とのことだった。『富士見通り』にできてしまった、まさかの“観光スポット”は1年かけて取り壊される。